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スーパー耐久、2020年のレーススケジュール発表。富士24時間で開幕

SUGO、岡山、オートポリスでも開催

2020年6月10日 発表

スーパー耐久の開催スケジュールが決定

 スーパー耐久機構(STO)は6月10日、新型コロナウイルスの影響により延期となっていたピレリスーパー耐久シリーズ2020の新たな開催スケジュールを発表した。同事務局長 桑山晴美氏はスケジュールの発表と合わせて、「新型コロナウイルス感染対策を施し、お客さまをお迎えする予定」とコメントしている。

 新たなスケジュールは以下の通り。ただし、今後の新型コロナウイルス感染状況や政府、自治体等の要請により、開催内容が変更される可能性もあるとしている。

ピレリスーパー耐久シリーズ2020 開催スケジュール ※JAF 申請済み

公式テスト:7月30日 富士スピードウェイ ※夜間走行も実施予定
開幕戦:9月4日~6日 富士スピードウェイ(24時間)
第2戦:10月10日~11日 スポーツランドSUGO(3時間)
第3戦:10月31日~11月1日 岡山国際サーキット(3時間)
第4戦:11月21日~22日 ツインリンクもてぎ(5時間)
第5戦:12月12日~13日 オートポリス(5時間)
最終戦:2021年1月23日~24日 鈴鹿サーキット(5時間)

 スーパー耐久機構 事務局長 桑山晴美氏はスケジュールの発表に合わせて以下のようにコメントしている。以下、コメント全文。


 2020年は開幕から延期を余儀なくされ、ファンの皆様、ドライバー、チーム、関係者の皆様には、大変ご心配をおかけいたしました。このような状況下でも、何とかシリーズを成立させることに注力をしてまいりたいと存じます。

 この度やっと皆さまにスケジュールを公表できましたが、慎重に運営していかなくてはならない、とより一層気を引き締めてまいりたいと存じます。運営方法や移動方法等を工夫し、万全な感染防止対策を行ない、お客様、ドライバー、チーム、関係者、オフィシャル、施設関係者の安全を第一に実施してまいります。開催にあたりましては、主催者である各サーキットと協力のもと、新型コロナウイルス感染対策を施し、お客さまをお迎えする予定です。

 2020年シーズンは、全6戦中5戦のシリーズポイントを有効といたします。カレンダー変更によるドライバー、チームの負荷軽減のため、またチームが出場レースを選択できる規則に変更することで、移動リスクの軽減やサーキット場内での感染リスク等を分散することができると考えております。

 新型コロナコロナウイルス感染症の大きな影響により、YouTube LIVE「S耐TV」などのプロモーションは、規模を縮小し、一部の大会のみの配信予定であることをご理解ください。また今年より、ポジショニングライトの全車義務付けを進めておりましたが、チームへの経済的負荷軽減のため2020年シーズンは見送らせていただきます。

 富士24時間大会が無事に開催され、皆さまの心に残る一戦からシリーズがスタートできるよう、また、このような状況下でもスーパー耐久シリーズとして気持ちをひとつにし、モータースポーツ文化をさらに発展させることができるよう、スタッフ一同、尽力いたします。