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富士24時間、予選1位は777号車 D'station Vantage GT3、28号車 GRスープラはクラストップで総合6位に

2020年9月4日 予選

2020年9月5日15時~6日15時 決勝

総合トップを獲得した777号車 D'station Vantage GT3(星野敏/藤井誠暢ほか)

 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で9月4日~6日に開幕されている「ピレリ スーパー耐久シリーズ2020 第1戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」(富士24時間レース)。9月4日には公式予選が行なわれ、エントリーした45台全車が予選を通過。決勝のスタートグリッドが決定した。

 AドライバーとBドライバーの公式予選達成ラップタイムを合算し、合計ラップタイムが速い順に決勝スターティンググリッドが与えられる公式予選。車両レギュレーションによって全8クラスにカテゴリー分けされるうち、ST-Xクラスの777号車 D'station Vantage GT3(星野敏/藤井誠暢ほか)が総合トップとなる2ドライバー合計タイム3分22秒843を記録し、ポールポジションを獲得した。2位には合計タイム3分24秒563で9号車 MP Racing GT-R(JOESHINDO/柴田優作ほか)が、3位には合計タイム3分24秒786で888号車 HIRIX GOOD DAY RACING AMG GT3(山脇大輔/高木真一ほか)がつけている。

 注目のGRスープラが出場するST-1クラスは、28号車 ROOKIE Racing GR SUPRA(蒲生尚弥/豊田大輔ほか)が2ドライバー合計タイム3分37秒041を記録して、クラストップの総合6位を獲得。予選当日に出走が判明したモリゾウ選手も走る28号車 ROOKIE Racing GR YARIS(井口卓人/佐々木雅弘ほか)は、合計タイム3分49秒885でST-2クラストップとなる総合23位を獲得している。

ST-1クラストップを獲得した28号車 ROOKIE Racing GR SUPRA(蒲生尚弥/豊田大輔ほか)
28号車 ROOKIE Racing GR YARIS(井口卓人/佐々木雅弘ほか)はST-2クラストップに

 また、ST-Zクラスは20号車 SS/YZ BMW(鈴木宏和/荒聖治ほか)が、ST-TCRクラスは65号車 REBELLION Mars Audi RS3 KMS(塚田利郎/加藤正将ほか)が、ST-3クラスは15号車 岡部自動車RECAROフェアレディーZ(長島正明/小松一臣ほか)が、ST-4クラスは310号車 GRGarage水戸インターGR86(久保凛太郎/細川慎弥ほか)が、ST-5クラスは88号車 村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/雨宮恵司ほか)がそれぞれクラストップタイムをマークした。

ST-Zクラストップの20号車 SS/YZ BMW(鈴木宏和/荒聖治ほか)
ST-TCRクラストップの65号車 REBELLION Mars Audi RS3 KMS(塚田利郎/加藤正将ほか)
ST-3クラストップの15号車 岡部自動車RECAROフェアレディーZ(長島正明/小松一臣ほか)
ST-4クラストップの310号車 GRGarage水戸インターGR86(久保凛太郎/細川慎弥ほか)
ST-5クラストップの88号車 村上モータースMAZDAロードスター(村上博幸/雨宮恵司ほか)

 富士24時間レースの決勝は9月5日15時にスタートし、翌6日15時にフィナーレを迎える。当日券の販売はされないが、J SPORTでの放送と配信が決定している。