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富士24時間、決勝スタート 24時間後のゴールへ向かっての戦いが始まる

2020年9月5日15時~6日15時 決勝

総合トップでスタート切った777号車 D'station Vantage GT3

 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)で9月4日~6日、「ピレリ スーパー耐久シリーズ2020 第1戦 NAPAC 富士SUPER TEC 24時間レース」(以下、富士24時間レース)が開催されている。決勝レースが15時(正確には14時59分52秒)スタートした。各車は24時間後のゴールを目指して戦い続ける。

 スタート前には有観客試合としてグリッドウォークも実施。レースクイーンも登場するなど、久々に華やかなスターティンググリッドとなっていた。富士スピードウェイと同じ町内にある陸上自衛隊富士学校に所属する音楽隊による国歌吹奏も行なわれ、サーキットは厳粛な雰囲気に。小山町長 池谷晴一氏による開会宣言の後、日本人初のル・マン24時間レースウィナー 関谷正徳氏のグリーンフラッグによりフォーメーションラップを開始。1周後、24時間レースがスタートした。

ポールポジションを獲得した777号車 D'station Vantage GT3
陸上自衛隊富士学校音楽隊による演奏
24時間レースのスタートシーン

 総合トップで1コーナーに入っていったのは777号車 D'station Vantage GT3。その777号車を追うように各車が1コーナーになだれ込んでいった。15時にスタートしたレースだが、16時30分、50周目に大雨が振ってきてFCY(フルコースイエロー)が16時32分に出された。その後、SC(セーフティカー)に変更され、多くのクルマがピットイン。タイヤをウェット対応のものに変更し、ピットアウトしていった。17時9分、61周でセーフティカー解除。レースは再開し、富士スピードウェイには夜が迫っている。

追記:17時40分、トップを走っていた777号車 D'station Vantage GT3のタイヤがホイールごと外れ、再びコースはFCYに。これによりトップは、81号車 DAISHIN GT3 GT-R