ニュース

鈴鹿サーキットに5階建ての立体迷路「菜園めいろ ポタジェンヌ」 3月13日オープン

フランス式の家庭菜園「ポタジェ」をテーマにした新アトラクション

2021年3月13日 オープン

 モビリティランドは、鈴鹿サーキット(三重県鈴鹿市)の新アトラクションとして、フランス式の家庭菜園「ポタジェ」をテーマにした5階建ての立体迷路「菜園めいろ ポタジェンヌ」を3月13日オープンする。アトラクションの利用条件は小学1年生~(3歳~小学生未満の子どもは中学生以上の同伴ありで利用可)で、料金は800円。

 自然とふれあうエリア「チララのハローガーデン」に登場する「ポタジェンヌ」には、迷路内にはキャベツやイチゴなどが巨大な障害物として登場して行く手を阻む。野菜や果物の収穫を疑似体験しながら、頭と体をめいっぱい使って巨大な迷路をクリアした時の「できた!」が味わえるという。

ポタジェンヌ外観

家庭菜園「ポタジェ」がテーマの立体迷路

ポタジェンヌ内:桃の仕掛け

 菜園めいろポタジェンヌの特徴としては、家庭菜園「ポタジェ」の世界観を演出するカラフルで大きな野菜や果物の仕掛けが用意される。また、迷路内には扉の組み合わせを考えて攻略する仕掛け扉や隠し扉、ポタジェにまつわるクイズなど、頭と体を思いきり使って遊べる演出が展開される。

5階建ての迷路はフロア毎に季節が変化

ポタジェンヌ階層イメージ

 5階建ての迷路はフロア毎に季節が異なり、その季節に旬を迎える野菜や果物が登場。また、1階には無料で利用できる0歳~2歳の乳幼児専用エリアがあり、小さな子どもも安心してポタジェンヌを楽しめるという。

0歳~2歳の乳幼児専用エリア。※乳幼児専用エリアは0歳~2歳の子どもが中学生以上の同伴ありで利用可

12個のスタンプをそろえると「コンプリートカード」発行

スタンプラリー※発行場所:ライセンスセンター、メンキョセンター(1枚300円)

 ポタジェンヌ内には12個のスタンプが設置されており、スタンプを1つでも押してゴールすると「クリアカード」、すべてのスタンプをそろえてゴールすると「コンプリートカード」が発行される。

県産材を使用したテーマパーク事業初の「液体ガラス」技術の導入

ポタジェンヌ外観
1年間屋外で使用した木材写真。左:液体ガラス加工を施したもの、中・右:無処理

 なお、「菜園めいろ ポタジェンヌ」では、国内のテーマパーク事業として初めて「液体ガラス」を含浸させた木材を使用。液体ガラスは、木本来の色合いや温かさはそのままに、劣化や腐食、ささくれを防止するなど、安全性と耐久性を向上することができる木材加工技術として、同施設では紫外線が当たりやすい外壁に、液体ガラスに漬け込んだ三重県産の木材約1100本を松阪飯南森林組合の協力のもと導入した。

 鈴鹿サーキットでは2020年4月、三重県と協力し、三重県産の木材を積極的かつ計画的に使用しする「木づかい宣言」に事業者登録。今後もパーク内のアトラクションやレストラン等で地元木材を使用していくことで、子どもたちが木材に触れる機会を増やすとともに、地域活性化や森林の保全・育成等に貢献する取り組みを進めていくとしている。