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トヨタと「うんこドリル」がコラボ 小学生の交通安全に向け「うんこ交通安全ドリル」冊子・オンラインゲームを製作

2021年4月6日 発表

 文響社は、トヨタ・モビリティ基金と協業して、小学生の交通安全のための取り組みとして交通安全を楽しく学べる「うんこ交通安全ドリル」の冊子とオンラインゲームを製作した。

うんこ交通安全ドリル冊子

※一般財団法人全日本交通安全協会より推薦。対象:小学生低学年、仕様:A5・フルカラー・20頁

 うんこ交通安全ドリル冊子は、帰宅途中のストーリーの中で2択問題が出題されていくケーススタディ形式で、全5問を用意。

 歩行時・自転車乗車時の基本的な交通安全ルールや、最も重要な注意ポイントなどを学ぶことができ、ふんだんに「うんこ」を取り入れたクスッと笑える問題・イラストで、ドリルを読み進めるモチベーションを高めながら、確実な記憶の定着につなげるとしている。

うんこ交通安全ドリルオンラインゲーム

 うんこ交通安全ドリルのオンラインゲームでは、歩行時、自転車走行時に加えて、遊具利用時の注意や事故後の緊急対応等が学べる2択問題形式。全30問が用意されランダムに毎回15問が出題される。

 ところどころ「うんこ」をモチーフにした問題やイラストを取り入れることで、ゲームプレイのモチベーションを高めながら、確実な記憶の定着につなげる。すべての問題に図版を入れて、視覚的にも理解が深まるという。

 対象は主に小学校中高学年、ゲーム利用料は無料。ただし通信環境や通信費が必要となる。

歩行中の交通事故死傷者数における小学生の割合が高く、特に小学校1年生(7歳児)は突出

 文響社のうんこ事業部は、これまで「うんこドリル」の持つ「難しいこと・興味のもちにくいこと」を「楽しく分かりやすく伝えることができる」という強みを活かし、「生きてゆく力をつける、命を守るための知識や学び」を広げていくことをミッションに活動を続けてきた。今回、「交通安全」という領域で、小学生の交通事故削減に向けた様々な取り組みをしているトヨタ・モビリティ基金の想いに賛同してコラボを実施。

 日本では、歩行中の交通事故死傷者数における小学生の割合が高く、特に小学校1年生(7歳児)は突出しているという。小学校入学後は、登下校や遊びなど1人で行動する範囲が広がるためと考えられている。事故を防ぐためには、ドライバーが歩行中の子供の特性を把握して万全の注意を払うことが必要となるが、子供たち自身も意識を高め、安全な行動をとってもらうことが重要としている。

公益財団法人 令和元年交通事故総合分析センター資料より一般財団法人トヨタ・モビリティ基金がグラフを作成