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自工会、春の交通安全キャンペーン「春の交通安全のおまじない ミル・ベル・カチット」
2020年3月24日 07:00
- 2020年4月6日~5月5日 実施
自工会(日本自動車工業会)は、4月6日~5月5日までの間、政府が実施する春の全国交通安全運動と連動して「自工会・2020年春の交通安全キャンペーン」を実施する。
2019年の交通事故発生件数は38万1237件と、2018年より4万9364件減少(-11.5%)、また死者数も3215人と3年連続で戦後最少を更新したものの、高齢運転者による重大事故が発生するなど、交通事故の実態は依然として厳しい情勢。
また、2020年は第10次交通安全基本計画(平成28年度~平成32年度)の最終年となり、自工会では同計画の「世界一安全な道路交通を実現するため、2020年までに死者数を2500人以下とする」との目標の実現に向けて、一層の車両安全対策に取り組むとともに、交通安全活動の一環として春の交通安全キャンペーンを実施し、安全な交通社会の実現に貢献するとしている。
キャンペーン概要と訴求テーマ
四輪向け訴求テーマ
・後席を含めたすべての座席のシートベルト着用/2019年の一般道での後席シートベルト着用率は39.2%と依然として低水準。シートベルトを着用することで致死率は93%も下がるデータもある。
・ながら運転防止の促進:2018年の携帯電話使用等に係る交通事故は2790件と過去5年で1.4倍に増加。ながら運転中の事故は死亡率が2.1倍に跳ね上がっていることから、いかに危険かが分かる。