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国交省、「衝突被害軽減ブレーキがあれば、安心」と考えているユーザーに注意喚起
2019年12月17日 14:56
- 2019年12月17日 発表
国土交通省は12月17日、「衝突被害軽減ブレーキがあれば、安心ではありません。衝突被害軽減ブレーキには機能の限界があり、状況によっては作動しません」と、ユーザーへの注意喚起を発表した。
国交省の調査によると、ここ数年で衝突被害軽減ブレーキを搭載したクルマが普及しているものの、運転者が「衝突被害軽減ブレーキが作動する」と過信して事故に至ったのではないかと疑われるケースが増加。「衝突被害軽減ブレーキには、機能の限界があり、故障していなくても、状況によっては、作動しない。衝突被害軽減ブレーキの作動の有無にかかわらず、安全運転の責任は運転者本人にあります」と、改めて注意喚起を促している。
「衝突被害軽減ブレーキが作動する」と過信して事故に至ったと疑われる事案(乗用車)
平成29年 | 平成30年 | 平成31年/令和元年 |
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72件 | 101件 | 80件(1月~9月までの9か月間の速報値) |
※自動車メーカー、ユーザー、関係省庁等から得られた不具合情報に基づき国交省 自動車局が作成
国交省では「下記の2つの項目を認識して、ご自身の運転を省みることが大切です」と締めくくっている。