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国交省、衝突被害軽減ブレーキの認定結果を初めて公表。国内8社67車種152型式を認定

国交省認定の衝突被害軽減ブレーキのロゴマーク公開

2019年4月23日 発表

衝突被害軽減ブレーキのテスト例

 国土交通省は4月23日、2018年3月に創設した衝突被害軽減ブレーキの性能認定制度において、2018年中に申請のあった自動車の認定結果を公表した。今回、国内自動車メーカー8社の67車種152型式について性能を認定している。

 乗用車の衝突被害軽減ブレーキが一定の性能を有していることを国が認定するこの制度は、高齢運転者による交通事故を防止するために設置された「安全運転サポート車」の普及啓発に関する関係省庁副大臣等会議における中間取りまとめを踏まえたもの。

 認定を受けた自動車の情報については、国土交通省Webサイトで公表するほか、自動車メーカーなどが広報活動に活用することにより、官民連携で衝突被害軽減ブレーキの普及促進を進めていくという。

国土交通省が認定する衝突被害軽減ブレーキのロゴマーク。AEBSは衝突被害軽減ブレーキの英名であるAdvanced Emergency Braking Systemの略称

 衝突被害軽減ブレーキ認定制度における認定要件は、以下の1~3の要件を満たすこと。

1:静止している前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突しない又は衝突時の速度が20km/h以下となること。

2:20km/hで走行する前方車両に対して50km/hで接近した際に、衝突しないこと。

3:1及び2において、衝突被害軽減ブレーキが作動する少なくとも0.8秒前に、運転者に衝突回避操作を促すための警報が作動すること。

 今回、スズキの11車種、スバルの11車種、ダイハツ工業の10車種、トヨタ自動車の9車種、日産自動車の11車種、本田技研工業の3車種、マツダの10車種、三菱自動車工業の2車種の性能が認定された。

・スズキ:「アルト」「イグニス」「エスクード」「クロスビー」「ジムニー」「スイフト」「スペーシア」「ソリオ」「ハスラー」「ランディ」「ワゴンR」

・スバル:「インプレッサ」「シフォン」「ジャスティ」「ステラ」「ディアス ワゴン」「フォレスター」「プレオ プラス」「レヴォーグ」「レガシィ」「WRX」「XV」

・ダイハツ:「アトレー ワゴン」「ウェイク」「キャスト」「タント」「トール」「ブーン」「ミラ イース」「ミラ トコット」「ムーヴ」「ムーヴ キャンバス」

・トヨタ:「アクア」「カムリ」「クラウン」「パッソ」「プリウス」「プリウス PHV」「ルーミー/タンク」「C-HR」

・日産:「エクストレイル」「エルグランド」「シーマ」「ジューク」「スカイライン」「セレナ」「デイズ」「デイズ ルークス」「ノート」「フーガ」「リーフ」

・ホンダ:「インサイト」「CR-V」「N-BOX/N-BOX カスタム」

・マツダ:「アテンザ」「キャロル」「デミオ」「フレア」「フレアクロスオーバー」「フレアワゴン」「ロードスター」「CX-3」「CX-5」「CX-8」

・三菱自動車:「eK」「eK SPACE」

 今後の認定結果の公表は、認定を受けた時期等以降に公表可能なものから、原則毎月1日に国土交通省Webサイトにおいて公表される。