サポカー補助金の申請受付、3月9日開始

サポカー購入補助の金額

　国土交通省と経済産業省は3月3日、「サポカー補助金」の申請受付を3月9日より開始すると発表した。

　サポカー補助金は、65歳以上の高齢運転者を対象に、衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進等抑制装置が搭載された「安全運転サポート車」の購入などを補助する制度。

　新車購入では登録車で最大10万円、軽自動車で最大7万円、中古車購入で最大4万円を補助。後付けのペダル踏み間違い急発進抑制装置の購入補助として、最大4万円の補助が行なわれる。

一般社団法人 次世代自動車振興センターが公表したサポカー補助金の概要

車両購入補助事業

　車両の購入を補助する車両購入補助事業の対象期間は、新車については、2019年12月23日以降に新車新規登録（登録車）または新車新規検査届出（軽自動車）された自動車。中古車は2020年3月9日以降に中古車として登録（登録車）または検査証交付（軽自動車）された自動車。

　対象となる車種とグレードは、新車については同省のWebサイトで公表されており、中古車についても3月6日に公表予定。

　補助対象者は、2019年度中に満65歳以上となる高齢運転者が対象となり。事業用自動車については、2019年度中に満65歳以上となる高齢運転者を雇用する事業者としている。

後付け装置導入補助事業

後付けのペダル踏み間違い急発進等抑制装置の購入補助

　後付けの「ペダル踏み間違い急発進等抑制装置」の導入を補助する後付け装置導入補助事業の対象期間は、2020年3月9日以降に販売・取付された後付け装置が対象となる。

　補助対象者は、2019年度中に満65歳以上となる高齢運転者に後付け装置を販売する事業者で、「後付け装置取扱事業者」として認定を受けた事業者が対象となる。

　対象となる装置は同省のWebサイトで公開されており、補助対象者となる「後付け装置取扱事業者」については、3月6日に公表予定。

　そのほかのサポカー補助金についての概要は、補助事業執行団体である次世代自動車振興センターのWebサイトにおいて公表されており、交付申請書の様式については3月6日に公表予定。