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ボルボ、「V60」「V90」「XC40」など計1万2556台で改善対策。衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれ
全車両のASDMのプログラムを対策プログラムに書き換える
2020年4月8日 15:42
- 2020年4月8日 発表
ボルボ・カー・ジャパンは4月8日、衝突被害軽減制動制御装置に不具合があるとして、「S60」「V60」「V60 クロスカントリー」「V90」「V90 クロスカントリー」「XC60」「XC90」「XC40」の計1万2556台の改善対策を国土交通省に届け出た。
対象車両の輸入期間は2019年3月15日~2020年3月11日。不具合の件数は、国内ではなし。事故は発生していない。
不具合は、衝突被害軽減ブレーキシステムにおいて、レーダーおよびカメラを搭載したASDM(アクティブセーフティドメインマスター)のプログラムが不適切なため、前方の静止車両や歩行者をシステムが検知できないことがある。そのため、衝突回避・被害軽減ブレーキが作動しないおそれがあるというもの。
改善措置として全車両のASDMのプログラムを対策プログラムに書き換える。