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日産自動車、家族でできる高齢者運転の簡易チェックポイント5つ

高齢者運転問題に関連して家族でできる活動の呼びかけを開始

2019年7月31日 開始

「#助手席孝行」の呼びかけを開始

 日産自動車は7月31日、クルマを運転する親・祖父母を持つすべての家族に向けて、助手席からドライバーを見守り、運転能力を確認することを薦める「#助手席孝行」の呼びかけを開始した。コンセプトムービーの公開やツイッターでの呼びかけに加え、8月2日~3日には日産グローバル本社ギャラリーでNPO法人「高齢者安全運転支援研究会」の平塚雅之事務局長による「#助手席孝行」講演会や「#助手席孝行」体験イベントなども開催する。

「#助手席孝行」とは、帰省などのタイミングを活用し、親孝行を兼ねてドライブをともにすることで親・祖父毋の運転能力を簡易的に確認するアクションのこと。

駅や電車内広告などでもメッセージを発信する
NPO法人「高齢者安全運転支援研究会」の平塚雅之事務局長

 具体的なチェックポイントを大きく5つのポイントに絞り、その頭文字から「みぎあしは」の合言葉にまとめている。これは高齢ドライバーに詳しい高齢者安全運転支援研究会の監修をもとに「助手席から確認することができる」簡易的なチェックポイントをまとめたもの。具体的には以下の5つのポイントになる。

ミラーちゃんと見てる?

走行中や交差点の進入時に、ルームミラーやドアミラーでしっかり確認できていますか?

ギヤチェンジ迷ってない?

発進時のギヤ操作に間違いや迷いがなく、PレンジからDレンジやRレンジへの切り替えはスムーズですか?

アクセルとブレーキ急じゃない?

アクセルペダルとブレーキペダルの足の移動はスムーズですか? 急発進や急ブレーキになっていませんか?

シャカンキョリ保ててる?

法定速度を守って走っていますか? 前方のクルマに近寄り過ぎずに、正しい車間距離を保てていますか?

ハンドル遅れてない?

交差点やカーブ時に、ハンドルを切るのが遅れて急ハンドルになっていませんか?

5つのチェックポイント「みぎあしは」

「#助手席孝行」は、日産社員の想いから生まれたもの。日産車がかかわる交通事故による死亡・重傷者数ゼロを目指すため、お盆などの帰省シーズンを利用して、まずは自分の親・祖父母との「気軽な会話」から、今後の運転について考えるきっかけを持てればとの思いが込められたものだという。

 コンセプトムービーとして、実際に社員が「#助手席孝行」を行なった様子の動画を公開したほか、具体的な方法として「みぎあしは」の詳細が分かるハウツームービー、実際に「#助手席孝行」を行なう際に参考となる特設Webサイトも合わせて公開。今後、本社ギャラリーでの「#助手席孝行」体験イベント(8月2日~3日)や、ツイッターを介した呼びかけ、首都圏電車内広告での告知などで呼びかけを行なっていく。

コンセプトムービー:#助手席孝行 親の運転、となりで見守ろう。
ハウツームービー:#助手席孝行 親の運転を見守る合言葉「#みぎあしは 」。
「#助手席孝行」イベント詳細

試乗体験 実施日時:
8月2日10時~20時
8月3日10時~20時

講演会 実施日時
8月2日11時~12時、14時~15時
8月3日11時~12時、14時~15時

会場:日産グローバル本社ギャラリー
神奈川県横浜市西区高島1-1-1 TEL 045-523-5555
営業時間 10時~20時