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スズキ、「ソリオ」「クロスビー」「イグニス」と三菱「デリカ D:2」4車種で計7802台リコール 燃料漏れのおそれ

2021年4月8日 発表

 スズキは4月8日、「ソリオ」「クロスビー」「イグニス」と三菱自動車工業「デリカ D:2」の4車種で、燃料タンクの不具合で燃料漏れのおそれがあるとして、計7802台のリコールを国土交通省に届け出た。

 不具合は、樹脂製燃料タンクの製造工程が不適切なため、ブリーザパイプが燃料タンクに適切に溶着されていないものがある。そのため、使用過程における車両振動等により溶着部が剥がれ、燃料を満タンに給油すると当該溶着部から燃料が漏れるおそれがある。

 改善措置として、全車両の燃料タンクを点検して、ブリーザパイプの溶着が不適切な場合、燃料タンクを良品に交換する。

 不具合件数は2件あり、事故は発生していない。対象車両の製作期間は、2020年7月3日~11月4日。