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17号車 Astemo NSX-GT、予選9位からの巻き返しなるか? 塚越広大選手は走りのテーマを決めたと発言
2021年4月11日 12:26
17号車 Astemo NSX-GT
4月11日13時38分ごろ、SUPER GT開幕戦岡山の決勝レースが始まる。この開幕戦岡山でひときわ目立っているマシンが、日立オートモティブシステムズ、ケーヒン、ショーワおよび日信工業の4社が1月1日に経営統合して発足した日立Astemo(アステモ)がサポートする、17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)だ。
2019年まではケーヒンのサポートで走行、当時のカラーリングはケーヒンブルーをベースとしたものだったが、経営統合に伴い日立アステモのレッドをベースとしたカラーへと変更された。
ケーヒン時代の17号車は、この岡山国際サーキットにおいてツノをはやしながら優勝した2018年が印象的で、テクニカルなこのコースを得意としている印象がある。また、2020年シーズンは最終戦までチャンピオン争いをするなど、Astemo REAL RACING(旧KEIHIN REAL RACING)は強豪チームとして知られている。
【SUPER GT開幕戦 岡山】ツノが生えても17号車 KEIHIN NSX-GT(塚越広大/小暮卓史組)がGT500を優勝
https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1115902.html
この17号車をドライブする塚越広大選手に、この岡山での戦いの印象をチーム発表会のときに聞いたところ「自分が得意というより、REAL RACINGが得意という印象ですね」と、チームに備わるノウハウが大きいと語る。
2020年シーズンは最後までチャンピオン争いに絡んだ塚越選手だが、塚越選手は走りのテーマを持って戦いに挑んでいることでも知られている。たとえば2020年シーズンは「キラキラ輝く走り」だった。
その塚越選手に、2021年シーズンのテーマは?と聞いたところ「岡山の開幕戦までに決める」と語ってくれたので、決勝日に岡山のパドックで聞いたところ、「決まりました、でも今は語りたくない」とのこと。しっかりテーマを持って戦いに挑み、優勝した際は優勝ドライバー記者会見で語ってくれるとのことだった。
今年もチームウェアはサムライジーンズウェアを身に纏います。#SUPERGT#AstemoREALRacingpic.twitter.com/k67RVFOr70
— tsukakoshikoudai.net (@koudai1120)April 9, 2021
岡山国際サーキットは晴れ、明るい日差しに17号車 Astemo NSX-GT(塚越広大/ベルトラン・バゲット)のメタリックレッドのカラーはよく映える。塚越選手の走りのテーマが明かされる日を期待したい。