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ホンダ、上海モーターショー2021でSUVのEV「Honda SUV e:prototype」世界初公開 量産モデルを2022年春に発売
2021年4月19日 12:30
- 2021年4月19日~20日:プレスデー
- 4月21日~23日:トレードデー
- 4月24日~28日:一般公開日
2022年以降の5年以内に10機種のホンダブランドのEV投入
本田技研工業の中国現地法人である本田技研工業(中国)投資有限公司は4月19日(現地時間)、中国 上海で開催中の2021年上海モーターショー(第19回上海国際自動車工業展覧会)において、中国初となるホンダブランドのEV(電気自動車)のプロトタイプモデル「Honda SUV e:prototype(ホンダ エスユーブイ イー プロトタイプ)」を世界初公開した。
ホンダは中国において、今回発表したHonda SUV e:prototypeをベースとした量産モデルを2022年春に発売。その後、5年以内に10機種のホンダブランドのEVを投入することを予告。さらに「2050年にカーボンニュートラルを実現する」という目標達成に向け、商品だけではなく電動社会をより広い視野でとらえ、数々の総合的な戦略を展開していくことをアナウンスした。
プラグインハイブリッド搭載の新モデル「BREEZE PHEV」は2021年後半に中国で発売
ホンダの四輪ブースでは、広汽 Hondaとして初となるプラグインハイブリッド搭載モデル「BREEZE PHEV」をはじめ、ハイブリッド車、プラグインハイブリッド車、EVによる電動車の総合ラインアップを出展。さらに3月に中国で発表した「第3世代Honda CONNECT」や、次世代の安全運転支援システム「全方位ADAS」の技術訴求ブースでは、毎日の移動における安全・快適に貢献する新たな技術を体験できるという。
今回公開されたHonda SUV e:prototypeは、ホンダのダイナミクス技術をベースに、力強くスムーズな加速性能を追求して「操る喜び」に溢れる走行性能を実現。また、未来感のあるデザインに加えて、高度な音声識別インターフェースをベースに「日常とのつながり」「スマートフォン連携」「OTAアップデート」などの先進機能を備えた第3世代のHonda CONNECTにより、新鮮でFUNに溢れるモビリティ価値を提供するとのこと。
また、BREEZE PHEVはホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」をベースに、EVのようなフィールやトルクフルな走りを実現しながら、長距離走行においても電欠不安のない、EVとハイブリッド車の強みを融合したプラグインハイブリッド搭載の新モデル。広汽ホンダ初となるプラグインハイブリッド車として、2021年後半に中国での発売を予定している。
そのほか第3世代Honda CONNECTは、2021年後半に中国で発表する新商品から適用開始となる、移動と暮らしをシームレスに繋げ、日常の移動に新価値をもたらすコネクテッドサービス。 高度な音声認識能力を備えたAI搭載パーソナルアシスタントをベースに、運転中のスマート家電の操作やオンラインショッピング、デジタルキーなどスマートフォンとの連携による車両操作、OTAによるアップデートなどといった、先進価値溢れる機能を実現したという。ほかにも、最新のナビゲーションやエンターテイメント機能により、ユーザーに新しいスマートモビリティ体験を提供するとアナウンスしている。