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ドリームドライブ、日産「NV200」ベースのキャンピングバン「Kago」 407万円から

2021年4月16日 発表

407万円~

ドリームドライブが手掛けるキャンピングバン「Kago(カゴ)」

日本の道路事情に合わせたサイズ

 オリジナルキャンピングカーのレンタルなどを行なっているドリームドライブは4月16日、日産「NV200 バネットバン」をベースに、アクティビティに最適なキャンピングバンの新モデル「Kago(カゴ)」を発表した。価格は407万円~。

 Kagoは、2021年3月に発表したトヨタ自動車「ハイエース」をベースにしたファミリー向けキャンパーバン「KUMAQ(クマキュー)」に続くモデル。週末や休日のアウトドアでの使い勝手はもちろん、普段使いでも活躍し、日本の狭い道での取りまわしにも苦労しない運転のしやすさも追求。レンタル事業から得た多くのカスタマーフィードバックと、リアルなバンライフユーザーの声を反映して仕上げられた。

4ナンバー小型貨物登録、レギュラーガソリン仕様、乗車定員2名、就寝定員2名
ベッドの上に座っても快適に過ごすことができる空間を確保

 ボディサイズは4400×1695×1855mm(全長×全幅×全高)で、リアシートを外しているため乗車定員数は2人となる。また、リアシートを取り外したことでベッドの下に大きなラゲッジスペースを確保。両側スライドドアなので、素早くラゲッジスペースにアクセスできる。

 車内には天然木を使用。木の香りの残る心地よい空間に仕上げつつ、ベッド天板から天井まで930mmとしたことで、ベッドの上に座っても快適に過ごすことができる空間を確保している。

1000Wインバーターと走行中に充電可能なリチウムイオンバッテリーを搭載
100Vコンセント、USBポートを完備
冷蔵庫、コンロ、小型シャワーを搭載

 ベッドの下には1000Wクラスのインバーターとリチウムイオンバッテリーを採用したサブバッテリーシステムを搭載。走行中にサブバッテリーを充電する機能も備える。さらに、外部充電口を使い100Vコンセントから電源を取り込めば、サブバッテリーの急速充電も可能とした。

 屋根には車内ライトにもなるMaxfan製の小型換気扇を搭載。車両後部の引き出し式炊事設備には、10Lの小型シャワー、コンロを搭載。省エネタイプの冷蔵庫はサブバッテリーの消耗を最小限に抑えるエコ仕様モデルを選択。

 ルーフキャリアは標準装備となり、ルーフトップテントやサイドオーニングなどのオプションも装着できる。また、追加オプションでエンジン停止時でも車内を温めることができるベバストFFヒーターの取り付けも可能。さらに、中古車をベースに架装することもできるという。

 ドリームドライブ代表のジャレド・カンピョン氏は今回制作したKagoについて「私自身も幼少期にイギリスで両親とバンライフをした経験があります。自身の経験とレンタル事業から得たユーザーフィードバックを反映させて、より日本に適した仕様に設計したのが、新しいKagoです。密を避けた移動が可能なコンフォータブルなキャンパーバンが、新しい生活スタイルにフィットできれば幸いです」とコメントしている。

【お詫びと訂正】記事初出時、一部キャプションに誤記がありました。お詫びして訂正させていただきます。