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京急電鉄とCarstay、キャンピングカーを利用した“動くオフィス”の実証実験を実施

京急沿線の横浜市南部エリアに「モバイル・オフィス」を設置、在宅勤務者や学生へ空間提供

2021年2月16日 発表

 京浜急行電鉄とCarstay(カーステイ)は、"動くオフィス"として利活用可能なキャンピングカー「モバイル・オフィス」の実証実験を開始すると発表した。

 実証実験では、横浜市南部の上大岡エリア・能見台エリアにある京急電鉄所有の遊休地に、Carstayのキャンピングカーを、ビジネスパーソンのワークスペースや学生の勉強スペースとして設置する。

 利用は無料で、それぞれの期間は、上大岡エリアが2021年2月22日~2月26日、能見台エリアが3月1日~3月5日。1組(推奨1~2人、最大4人利用)、1時間の予約ができ、Carstayの「モバイル・オフィス」専用サイトから申し込むことが可能。

京急電鉄とCarstayの連携について

 今回「モバイル・オフィス」として使用する車両は、トヨタ自動車の「ハイエース」をベース車両とした「C-LH」(キャンピングカー製造・販売のRVトラスト製)。デスク、大容量バッテリー、家庭用エアコン、照明、冷蔵庫などに加え、Wi-Fiも完備しているため、快適な仕事向けの個室空間として利活用できるという。

 現在、京急電鉄では沿線である横浜市南部エリアのまちづくりに向け、住民参加のワークショップを実施しており、この取り組みは、ワークショップから得られたアイデアから実現。京急電鉄が保有する敷地に「モバイル・オフィス」を試験的に設置、沿線住民のテレワークニーズの発掘に繋げるとしている。

 京急電鉄とCarstayは、京急沿線の地域経済の活性化を目指して、2020年10月から三浦半島において、車中泊/バンライフのプロジェクトを展開中で、今回は協業の第2弾。また同時に、京急グループが展開する京急プライムクラブの会員向けに、Carstay提供サービス「バンシェア」「カーステイ」の特別割引サービスを開始するなど、「バンライフ」を通じた新しい生活の提案に取り組むとしている。

上大岡エリアの「モバイル・オフィス」

期間:2月22日~2月26日10時~17時
住所:横浜市港南区上大岡東1丁目12-35
アクセス:上大岡駅から徒歩1分

能見台エリアの「モバイル・オフィス」

期間:3月1日~3月5日10時~17時
住所:横浜市金沢区能見台2丁目1-1
アクセス:京浜急行バス「能見台センター」バス停から徒歩2分

【訂正】記事初出時よりプレスリリースに内容の訂正があり、記事についても該当部分の訂正をさせていただきます。