フォルクスワーゲン、新型「アルテオンR」「アルテオンR シューティングブレーク」を欧州市場に導入

新型アルテオンとアルテオン シューティングブレークのトップモデル

　独フォルクスワーゲンは4月16日（現地時間）、新型「アルテオンR」「アルテオンR シューティングブレーク」を欧州市場に導入した。両モデルとも欧州で先行販売を行なっており、ドイツでの販売価格はアルテオンRが6万3095ユーロ、アルテオンR シューティングブレークが6万3980ユーロ。

　同社は2020年6月に新型アルテオンとアルテオン シューティングブレークを世界初公開。その両モデルのトップモデルに位置付けられるのが今回のRモデルであり、パワートレーンには235kW（320PS）を発生する4気筒2.0リッターターボのTSIエンジンを搭載するとともに、7速DSGを介してRパフォーマンス・トルクベクタリングを備えた新しい4輪駆動システムである4MOTIONによって全輪を駆動。

　外観ではフロントに独特のエアインテーク、リアにディフューザーが付く新設計のRバンパーをはじめ、マットクロームルックのミラーカバー、フロントドアのRロゴプロジェクション、ブルーカラーのブレーキキャリパー（前面にRロゴ付き）などを採用。それぞれ専用のRカラーであるラピスブルーをボディカラーで用意する。

　また、室内では背面にRロゴが備わるブラックシートとともに、大型のパドルシフト付きのステアリングホイールなどを装備し、オプションでヘッドレストが統合されたスポーツシート（フロント）を選択することも可能。