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スバル、新型EV「ソルテラ」を2022年発売 トヨタと共同開発した「e-SUBARU GLOBAL PLATFORM」採用
2021年5月11日 13:28
- 2021年5月11日 発表
スバルは5月11日、2022年の発売に向けて開発を進める新型EV(電気自動車)の名称を「ソルテラ(SOLTERRA)」に決定したと発表した。ソルテラは、スバルがトヨタ自動車と共同開発を進めるSUVモデルのEVで、日本、米国・カナダ、欧州、中国等で、2022年年央までに発売予定としている。
ソルテラは、トヨタと共同開発したEV専用プラットフォーム「e-SUBARU GLOBAL PLATFORM(イースバルグローバルプラットフォーム)」を採用した初めてのスバル車。
スバルでは、同社のSUVラインアップ「アセント」「アウトバック」「フォレスター」「SUBARU XV」に加わる新たな選択肢として、2022年年央までに日本、米国・カナダ、欧州、中国等で発売予定としている。
スバルとトヨタが共同開発したEV専用プラットフォーム e-SUBARU GLOBAL PLATFORM採用
スバルとトヨタが共同開発した「e-SUBARU GLOBAL PLATFORM」は、フロント・センター・リヤなど数種類のモジュールやユニットを組み合わせることで、様々なバリエーションのEVを効率的に展開することを可能にするプラットフォーム。両社が知見を持ち寄り全く新しいEV専用プラットフォームを作り上げる中で、従来からスバルが目指してきた高い衝突安全性や優れた操縦安定性をEVでも実現すべく、トヨタとともに開発に取り組んできた。
ソルテラの開発は、この新型プラットフォームだけでなく、商品企画、設計、性能評価などの多岐に渡ってスバルとトヨタが共同で行なっており、スバルが長年培ってきたAWD技術とトヨタの持つ優れた電動化技術を活用するなど、両社がそれぞれの強みを持ち寄ることで、EVならではの魅力を持つ新しいSUVづくりに取り組んでいるとしている。
なお、車名のソルテラ(SOLTERRA)という名称は、ラテン語で「太陽」を意味する「SOL(ソル)」と、「大地」を意味する「TERRA(テラ)」を組み合わせた造語。
スバルでは「優れた操縦安定性や高い走破性を誇るAWD性能を備え、行く先を選ばない『安心と愉しさ』を提供するSUBARUらしいSUVという特長を持つこのクルマで、お客様と共に自然をもっと愉しみ、自然との共生をより一層深めていきたい。そのような想いから、この名を付けました」と説明している。