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国交省、引っ越し時のナンバープレート交換を次回車検時まで猶予する特例創設 2022年1月運用開始予定

2021年5月11日 発表

 国土交通省は5月11日、引っ越しに伴う手続きの負担軽減の一環として、自動車を保有する個人がオンラインにより変更登録申請を行なう場合に、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設すると発表した。

 創設される特例では、住所変更時の変更登録を個人がオンラインで申請した場合に、新旧の車検証の交換を郵送により対応することや、車検証の備考欄に旧登録番号(旧ナンバープレート番号)を記載することにより、ナンバープレートの交換は次回の車検時まで猶予するというもの。これにより引っ越し直後の運輸支局などへの出頭を不要化するという。

 特例措置を利用するかどうかは選択可能としていて、運用開始時期は2022年1月を予定、詳細については固まり次第、追って公表するとしている。

 これまで、自動車保有に係る住所変更手続き(変更登録)においては、自動車OSS(自動車保有関係手続のワンストップ・サービス)によるオンライン申請の場合であっても、ナンバープレートの交換などのために運輸支局などに出向く必要があった。

 現在、政府全体で引っ越しに伴う手続きの負担軽減に向けた取り組みを進めており、国交省でも個人によるオンライン申請の場合に、ナンバープレートの交換を次回の車検時まで猶予する特例を創設することとした。