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ジープ、「ラングラー・アンリミテッド」限定車「アイランダー」 約10年ぶりに復活

2021年5月22日 発売

550万円(限定200台)

アイランダーモデルが10年ぶりに復活した

南国のビーチを想起させる特別モデル

 ジープ(FCAジャパン)は、本格オフローダー「Wrangler Unlimited(ラングラー・アンリミテッド)」に、個性的な内外装を特徴とした限定車「Wrangler Unlimited Islander(ラングラー・アンリミテッド・アイランダー)」を設定し、5月22日より200台限定で発売する。価格は550万円。

 このアイランダーは、1988年に初代ラングラー(YJ型)にて、開放感に満ちた南国のビーチを想起させる、遊び心あふれるスタイルで登場。そしてJK型以来、約10年ぶりの復活となる。初代やJK型アイランダーからそのエッセンスを受け継ぎ、独特の世界観を表現したモデルとなる。

ボディカラー「チーフC/C」
ボディカラー「ヘラヤライエローC/C」

 エクステリアは、涼しげな青系のボディカラー「チーフC/C」(限定100台)と、人気の「ヘラヤライエローC/C」(同100台)の2色を設定。これに現行モデル(JL型)では初となるホワイトのハードトップが組み合わされ、爽やかな印象を付与。さらに、ボンネット側面とタイヤカバーにはポリネシア神話に登場する「ティキ(Tiki)」をモチーフにジープのセブンスロットの鼻を組み合わせた独自のキャラクター「ティキ・ボブ」のイラストがあしらわれる。また、爽やかな雰囲気を高める明るいシルバーの17インチアルミホイールやジープバッヂのほか、ボディサイドには車体下部を保護するロックレールを備える。

タイヤカバーには、ポリネシア神話のティキ像をモチーフにしつつ、鼻のデザインをジープ伝統の7スロットグリルにしたアイランダー限定のキャラクター「ティキ・ボブ」が描かれる
ボンネットサイドにもティキ・ボブをレイアウト
スイングゲートのプレートにもティキ・ボブがあしらわれる
ボディサイドのジープロゴはシルバーとなる
ホワイトのハードトップが組み合わせられる
明るいシルバーの17インチアルミホイールを装着
車体下部を保護するロックレール

 インテリアには、エクステリアと統一感のあるセラミックホワイトインストルメントパネルや、アイランダー(ISLANDER)ロゴおよびサーフブルーのステッチがあしらわれた布製バケットシートを装備。さらに乗り降りするたびに目にとまるMopar製「ステンレスドアシルガード」や乗降性を高めるMopar製「フロント/リアグラブハンドル」、車内を汚れから守るMopar製「ラバーフロアマット」「カーゴチューブライナー」といった装備が特別感とともにアウトドアでの利便性を高めている。

セラミックホワイトインストルメントパネル
ステッチ入りバケットシート
ステンレスドアシルガード
グラブハンドル
ラバーフロアマット
カーゴチューブライナー
ボディサイズは4870×1895×1840mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは3010mm。パワートレーンは、V型6気筒3.6リッターエンジン(最高出力284PS/6400rpm、最大トルク347Nm/4100rpm)に電子制御8速ATを組み合わせる

 アイランダーのベースモデルとなる「アンリミテッド・スポーツ」は、最高出力284PSを発生するV型6気筒 3.6リッターエンジンを搭載。LEDヘッドライトやフォグランプ、車線変更時の安全をサポートする「ブラインドスポットモニター」および後退時に側方からの車両の接近を検知する「リアクロスパスディテクション」、車庫入れ時に安心をもたらす「ParkSenseフロント・リアパークアシスト」といった安全機能が充実したモデルで、すべてアイランダーにも装備される。

「ブラインドスポットモニター」および「リアクロスパスディテクション」
「ParkSenseフロント・リアパークアシスト」
前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)