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スマートドライブ、移動の進化を話し合う「Mobility Transformation 2021」ホンダやジャガーなど参加

2021年6月29日~30日 開催

(28日はプレイベントを実施)

業界を垣根を超えたトークセッションを実施

 モビリティデータを活用したサービスを提供するスマートドライブは6月29日~30日に、「移動の進化」へ挑戦する企業や人が業界の垣根を越えてMaaSやCASE、スマートシティの取り組みなどを共有するためのコミュニティ「Mobility Transformation 2021」を開催する。

 Mobility Transformation は、2019年11月に第1回、2020年4月に第2回を開催。第3回目となる今回は、脱炭素化や自動車の電動化をはじめ、エネルギーシフトの波がやってきている日本において、今後どのようにして次の社会を作っていくべきか、さまざまな有識者や企業・人とともに考えていくことが主テーマ。オンライン開催になるが視聴者とのインタラクティブなやりとりも取り入れ、多くの人にとって学びの機会になることを目的としている。

ホンダモーターサイクルジャパンがプレイベントに登壇する

 カンファレンス開催に先立ち6月28日のプレイベントでは、ホンダ二輪の総合販売会社であるホンダモーターサイクルジャパン 営業部 法人販売課 東日本ブロック 見坊東彦氏が登壇。「Hondaが提供する二輪EV(ものづくり)とモビリティサービス(ことづくり)について」と題して、2050年のカーボンニュートラル実現の一翼を担う二輪販売部門が、法人企業向け車両販売に加え、二輪車用コネクテッドサービスなど、さまざまなな導入事例を紹介するスペシャルセッションを実施。

 また、カーボンニュートラルとともに2050年に達成を目指しているのが、ホンダの二輪車、四輪車が関与する交通事故死者を全世界でゼロにすることに関連して、安全運転に寄与し、リアルタイムに車両の位置情報や稼働状況を把握できる法人企業向け二輪車用コネクテッドサービス「Honda FLEET MANAGEMENT(ホンダ フリートマネジメント)」の魅力も紹介するという。

 なお、ホンダおよびホンダモーターサイクルジャパンとスマートドライブは、2020年10月にサービス開始となった業務運用上の各種動態管理を可能とする二輪車用コネクテッドサービスHonda FLEET MANAGEMENTへの「Mobility Data Platform」の提供をはじめ、プロダクトサイトのローンチを含めた本格展開に向けたマーケティング面での協業など連携を深耕している。

 このほかにも、28日には「スマートドライブの担当者に聞いてみた『海外進出する企業が乗り越えるべき壁とは?』」と題してWovn Technologiesの早坂淳氏がスマートドライブの菅谷俊雄氏と丸井達郎氏とスペシャルセッションが行なわれる。

 また、カンファレンスでは、29日に「ワークショップを通して見えてくる MaaS プロジェクトの進め方」と題して、パソナテックの大江修平氏と建部信幸氏が登壇。30日に「英国の老舗自動車メーカーが切り開く未来のモビリティとは? ~ジャガー・ランドローバーの挑戦~」と題して、ジャガー・ランドローバー・ジャパン代表取締役社長 マグナス・ハンソン氏(6月30日)が登壇するなど、業界の垣根を超えたいろいろなトークセッションが予定されている。現在未発表のゲストも順次発表される予定。

「Mobility Transformation 2021」の概要

開催日時:2021年6月29日~30日
参加費:無料
参加方法:カンファレンスホームページより事前登録
視聴方法:事前登録の参加希望者へURLをメールにて案内

※28日のスペシャルセッションはプレイベントのため登録手続きなしで視聴できる。