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帰省できなくても家族の運転を見守れる「スマートドライブ ファミリーズ」

離れた場所で運転する高齢の両親や、免許取り立ての子供の安全のために

月額2480円/1台

デバイスをシガーソケットに挿すだけで利用可能になる運転見守りシステム

 モビリティデータプラットフォームを手掛けるスマートドライブは、新型コロナウイルス感染拡大が心配で帰省できなかった人や、離れて暮らす家族の運転が心配という人向けに、運転見守りサービス「スマートドライブ ファミリーズ(SmartDrive Families)」をリリースしている。

 昨今、死亡事故の構成比は高齢の運転者ほど増加傾向。今までは普段は離れていても、盆暮れは帰省して様子を見て安心を得ることができたけれど、コロナ禍においては気持ちはあっても今までのように帰省できないのが現状。

 実際に今年のお盆は、いつも帰省する人の約7割が帰省しないという意向が示されている。(日本トレンドリサーチ・お盆の帰省についての調査より)

 また、警察庁交通局の資料によると、免許を取りたての若い世代と高齢者の死亡事故率が高いこともうかがえる。

原付以上運転者(第1当事者)の年齢層別免許保有者10万人当たり死亡事故件数(平成30年中)

 そこで、スマートドライブでは敬老の日や秋の交通安全運動の前に「スマートドライブ ファミリーズ」の利用による安全運転の向上を提案している。最近は自宅の電気や給湯、施錠状態から、遠く離れた家族を見守るサービスなども普及しはじめているが、これはそのクルマ版といえる。

「スマートドライブ ファミリーズ」のコンセプト

 家族(とりわけ高齢の方)の運転状況を手軽に見守れるサービス。シガーソケットにデバイスを挿すだけで、運転操作を計測開始。運転データは自動送信されるため、離れて暮らす家族も運転状況をスマホやパソコンで確認することが可能となる。

システム概要

「スマートドライブ ファミリーズ」にできること

 大都市圏以外においては、クルマでの移動が必要不可欠。しかし、心配だからといって年齢を理由に免許の返納を迫っても、かえって逆効果になることもしばしば。「SmartDrive Families」は運転を数値で表示して見える化してくれるので、この点数を免許返納などの会話のきっかけとして使うことも可能だ。

GセンサーとGPSを搭載することで車両の情報を細かく取得

 また、300社以上に導入実績のある法人向けサービス「スマートドライブ フリート(SmartDrive Fleet)」で培ったテレマティクス技術、データサイエンスノウハウによる状況診断・予測・推測の技術を個人向けサービスに応用。デバイスには、特許取得済のG-Forceなど各種センサーが搭載され、急ハンドルの検知や、GPSでの位置情報の確認ができる。

今どこにいるか
運転診断スコア
運転の詳細情報
GPSを搭載しているので、あらかじめ登録しておいた施設(病院やスーパーなど)の出入を確認することも可能

 なお、車載デバイスはレンタル品で、使用料は月額2480円/1台(税別)となり、初期費用などは必要ない。