ニュース

三菱自動車、新型「エクリプス クロス PHEV」をニュージーランドと豪州へ投入

2021年5月26日 発表

エクリプス クロス PHEVモデル

三菱自動車の環境対応車が高く評価されているエリア

 三菱自動車工業は5月26日、新型クロスオーバーSUV「エクリプス クロス」のPHEVモデルを、6月1日にニュージーランドで、7月には豪州で発売すると発表した。

 新型エクリプス クロス PHEVモデルは、三菱自動車の2車種目となるプラグインハイブリッドEVで、ツインモーター4WD方式のプラグインハイブリッドシステムを「アウトランダーPHEV」から継承し、スポーティな制御に設定。力強く滑らかで静かな電動車ならではの加速性能と、車両運動統合制御システムS-AWCによる意のままの操縦性と卓越した安定性を実現した。

 また、自ら発電できるため、満充電・満タンの状態であれば、V2H機器を経由して一般家庭の最大約10日分に相当する電力を供給することもでき、非常時に頼もしい電力源となる。

三菱自動車工業 副社長 矢田部陽一郎氏のコメント

「ニュージーランドでは『アウトランダーPHEV』の累計販売台数がプラグインハイブリッドおよび電気自動車カテゴリーの中で同国最多となるなど、当社の環境対応車を高くご評価いただいています。『エクリプス クロス』のPHEVモデルは環境性能に加えて、どなたでも安心して楽しめる軽快感のあるハンドリングで走りの魅力を高めています。すでに販売を開始している日本と欧州でご好評いただいており、ニュージーランドと豪州のお客さまにも自信を持ってお届けいたします」と述べている。

 三菱自動車は、持続可能な社会の実現に向けてプラグインハイブリッドを軸に電動車の普及を促進しており、今回の投入によって商品ラインアップを拡充するとしている。