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トヨタ車体、2023年大会から新型ランドクルーザー(300シリーズ)でダカールラリー参戦
2021年6月11日 12:19
- 2021年6月11日 発表
トヨタ車体のラリーチームであるチームランドクルーザー・トヨタオートボデー(TLC)は6月11日、6月に発表された新型「ランドクルーザー」(300シリーズ)をベースにしたラリー仕様車両でダカールラリー2023市販車部門に参戦すると発表した。市販車部門へのエントリーには、生産開始後、一定の規定台数が生産されることが条件に設定されているため、新型ランドクルーザーのダカールラリーデビューは2023年大会を予定している。
これに伴い、ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦は2022年大会が最後となる。ランドクルーザー200シリーズでのダカールラリー参戦は2009年大会に始まり、2022年大会で14年目を迎える。TLCはその活動の中でランドクルーザーを鍛え、年を重ねるごとにラリー仕様車両の改良を図ってきており、長年戦ってきたランドクルーザー200シリーズへの感謝を込めて市販車部門9連覇に挑む。
そして新型ランドクルーザーについては、その生誕以降、70年の歴史の中で得られた世界中のユーザーの声に加え、TLCがダカールラリーに挑戦し続ける中で蓄積した経験やノウハウをベース車両そのものにフィードバックしたクルマとしており、リリースでは「過酷なラリーの現場で求められる走破性を備えた新型ランドクルーザーでTLCは市販車部門での優勝はもちろん、総合上位への進出も視野に入れ、ラリー仕様車両の開発を進めてまいります」と抱負が語られている。