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パイオニア、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」対応通信型ドライブレコーダー4モデル

2021年7月中旬 発表

新たに「あおり運転予防警告」機能を搭載

 パイオニアは、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」対応通信型ドライブレコーダーのラインアップに、2カメラタイプの「TMX-DM03A-VA」「TMX-DM04-VA-FC」「TMX-DM04-VA-RC」、1カメラタイプの「TMX-DM04-VA」の計4モデルを7月中旬に発売する。

 交通死亡事故発生件数のうち、前方不注意による死亡事故が最も多くを占める(26.5%)など、“わき見運転”や“ながら運転”が大きな社会問題となる中、2019年12月の道路交通法改正において罰則が強化された。同社では業務で車両を使用する企業にとって、従業員の不注意による交通事故や違反・罰則は、決して軽いことではないとしている。

TMX-DM03A-VA
TMX-DM04-VA-RC

 今回発売される4モデルは、前方車両へ近づきすぎるなどあおり運転と見なされる運転をした際に、音と画面表示で警告する「あおり運転予防警告」機能を搭載。加えて、急発進や急ブレーキ、急ハンドルなど事故を誘発する危険な運転を検知して警告する「危険挙動検知」、外部からの衝撃を検知した際に警告する「衝撃検知」といった危険を回避する多彩な検知機能も備えている。さらに、前方視界を妨げないコンパクトなデザインの「TMX-DM04-VA」「TMX-DM04-VA-FC/RC」は、音や画面表示に加えてLEDの光でも直感的に知らせることができる。

検知機能の警告イメージ

 また「TMX-DM03A-VA」には、ドライバーの眠気やわき見運転を解析・検知して画像や音声メッセージ、警告音で注意喚起する「ドライバーモニタリングシステム」を搭載し、企業の業務管理者やドライバー、その家族にとって重要性が増している安心・安全な運行をサポート。ドライバーモニタリングシステムは、赤外線対応車室内カメラにより昼夜問わず撮影・検知が可能で、まぶたの開閉時間だけでなく、まばたきの回数や顔の傾きなどからAIがリアルタイムかつ総合的に検知・判断できるようになっている。

ドライバーモニタリングシステムの注意喚起イメージ

 なお、料金プランにはこれまでの「端末ご購入プラン」「リースプラン」に新しく初期費用を抑えて導入できる「端末レンタルプラン」を追加し、幅広いニーズに対応した。