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マセラティ、創造性の爆発を表現した「レヴァンテ・トロフェオ・フオリセリエ・エディション」発表

2021年7月1日(現地時間) 発表

マッシモ・ボットゥーラ氏

多才なマッシモ・ボットゥーラ氏とのコラボが実現

 伊マセラティは7月1日(現地時間)、モデナで生まれ育ち、トライデントのブランド・アンバサダーであり、イタリア料理の第一人者であり、過去の最高のものを未来に持ち込む才能を有するマッシモ・ボットゥーラ氏とのコラボレーション作品を発表した。

 発表された「レヴァンテ・トロフェオ・フオリセリエ・エディション」は、イタリアのエミリア地方出身のシェフであり、期待を超える能力を持つボットゥーラ氏とのコラボレーションの集大成であり、創造性の爆発であり、自由な表現の希有な表現であり、鮮やかな色彩の中で生きてきた人生の視覚的インパクトを表現したという。

 マセラティ初のSUVであるレヴァンテの中でも、パワフルなエネルギーを爆発させる580PSのV8エンジンを搭載した最上級のトロフェオは、「パフォーマンス」「運転する楽しさ」「スピード」が一体となっている。エクステリアにはマルチカラーのスプラッシュが施され、インテリアインサート、センターコンソール、ダッシュボードにもスプラッシュが採用され、あらゆる観点から「創造性を爆発させた」マセラティとなっている。

 ボットゥーラ氏にとってレヴァンテでのオフロードドライブ体験は、アクションペインティングの作品のようなもので、モーターバレーで育った彼は兄たちと一緒にヴィンテージカーでエミリアの田園地帯を走るのが大好きだったという。このような冒険的な日々の終わりには、クルマのボディは泥のしぶきで覆われ、ボットゥーラ氏は親しみを込めて「レースの傷跡」と呼ぶという。

 ボットゥーラ氏は“人生は私たち一人ひとりが冒険の主人公であるという点で非常によく似ていて、私たちは生きた経験によって変化し、出会いによって形作られ、勝利と敗北によって形成され、文化の鮮やかな色彩によって感化される。最終的に私たちは自分自身のままでありながら、何か違うものになっている”という教訓を忘れないために、オフロードドライブの後、何日もクルマの泥を洗わないことを習慣にしていたという。

 クルマは自己表現の姿として世界中の道路で誇りを持って着用する衣服のようなもので、この特別なレヴァンテ トロフェオは、さまざまな選択肢の中からユーザーが好みに合わせてマセラティをカスタマイズすることができる「マセラティ フオリセリエ(Fuoriserie)」のカスタマイズプログラムに属するという。マセラティ フオリセリエは、白紙の状態でさまざまな描画ツールやカラーを提供し、すべてをユーザーのインスピレーションに委ねるとしているが、ユーザーが何千通りもの組み合わせの中から自分に合ったものを見つけられるよう「コルセ」「ウニカ」「フューチュラ」の3つの基本的なコレクションを用意している。

 今回のプログラムは「ギブリ」「クアトロポルテ」「レバンテ」の各シリーズにも展開され、新たなエクステリアペイントやカラーリング、ホイールやブレーキキャリパーのカラー、さらにはステッチの配色やインテリアレイアウトを変えたキャビンコンビネーションもオーダー可能となる。また、新型スーパーカー「MC20」では、豊富なカラーバリエーションとペイントワークでエクステリアをカスタマイズすることができ、このフオリセリエコレクションは、時間とともに充実していくという。さらに、このプログラムには、より高度な要求のオーダーメイドに応えるために「サルトリア(Sartoria)」という1段上のレベルも用意されている。

 マセラティ フオリセリエ カスタマイズプログラムとマッシモ・ボットゥーラ氏が共有する創造性のコンセプトを体現したレヴァンテ トロフェオ フオリセリエ エディションは、モデナで開催される「モーターバレーフェス2021」(7月1日~7月4日 現地時間 開催)に展示された。