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DS オートモビル、見た目が虹色に変化していく「DS 9 E-TENSE 225」
2021年7月9日 11:11
- 2021年7月8日(現地時間) 発表
既存のルールにとらわれない斬新なボディカラー
DS オートモビル(ステランティス)は7月8日(現地時間)、現在パリで開催されているパリファッションウィークのオートクチュールショーにて、何百万もの細かいキラキラと真珠光沢のある反射で覆われた「DS 9 E-TENSE 225」を発表した。
このプロトタイプは、感動的な効果のある色が特徴。金色のキラキラと真珠光沢のある粒子を混ぜ合わせたカラーフィルムに包まれたボディは、光を回折して虹色に反射し、黄色から始まり、見る角度に応じてネイビーブルーまたは赤みがかったオレンジに変化する。大きな彫像のようなセダンのルールを破るように設計されたこの色は、鋭いエッジを強調し、緩やかな曲線がどのように発達していくかを強調することで、DS 9のラインをさらに彫刻的にする効果があるという。
DS オートモビル コンセプトカーのプロジェクトマネージャーでカラー、マテリアル、フィニッシュを担当したVincent Lobry氏は「DS 9といった大きな彫像のようなセダンの根本的な最終形態を作成することを目指しました。ハイファッションのルールを曲げ、パリのモダンアート専用の場所で“パリ・ド・トウキョウ”のように、感動的な色を思いつきました。角度に応じて虹色に反映して見た目が変化します。このアプローチは、今後の色への広範囲にわたる研究開発プロジェクトの一部でもあります」と述べている。