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フォルクスワーゲン、新型「アルテオン」「アルテオン シューティング ブレーク」発表
2021年7月13日 12:33
- 2021年7月13日 発売
- 567万9000円~644万6000円
ワゴンタイプのシューティング ブレークを初設定
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは7月13日、マイナーチェンジした新型「Arteon(アルテオン)」「Arteon Shooting Brake(アルテオンシューティングブレーク)」を発売した。いずれも3グレード構成で、価格は567万9000円~644万6000円。
2017年に日本に導入されたアルテオンは、スポーツカーのデザイン要素を取り入れた大型リアハッチを持つファストバックスタイルに、広い室内空間を実現した実用性の高いパッケージングが特徴。2.0リッターTSIエンジンと4MOTIONのパワートレーンによる優れた走行性能を融合させたグランツーリングカーで、フォルクスワーゲンを象徴するモデル。
マイナーチェンジした新型アルテオンは、フロントとリアまわりのエクステリアデザインをリフレッシュするとともに、ダッシュパネル全体のデザインも改良し、上質かつ洗練されたインテリアを創出。また、今回のマイナーチェンジを機に、ワゴンとしての機能性とスポーツカーを想起させるアグレッシブなデザインを兼ね備えたアルテオン シューティング ブレークも初めて追加設定した。
運転支援システムは、同一車線内全車速運転支援システム「Travel Assist(トラベル アシスト)」を全車標準装備。その他、通信モジュール内蔵のフォルクスワーゲン純正インフォテイメントシステムと、デジタルメータークラスター「デジタル コクピット プロ」を全車標準装備とするなど、充実した運転支援システムと快適装備を利用できる。
新型アルテオン/アルテオン シューティング ブレーク価格一覧
・アルテオン TSI 4MOTION R-Line:5,679,000円
・アルテオン TSI 4MOTION R-Line Advance:6,246,000円
・アルテオン TSI 4MOTION Elegance:6,246,000円
・アルテオン シューティング ブレーク TSI 4MOTION R-Line:5,879,000円
・アルテオン シューティング ブレーク TSI 4MOTION R-Line Advance:6,446,000円
・アルテオン シューティング ブレーク TSI 4MOTION Elegance:6,446,000円
スタイリッシュとダイナミックを兼ね備えたエクステリアデザイン
新型アルテオンは、独創的で表現力豊かなフロントデザインが特徴。長くワイドなボンネット、特徴的なラジエータグリル、そこに直接組み込まれたLEDヘッドライトとの相互作用により、ユニークなキャラクターを創出すると同時にスタイリッシュでパワフルなスポーツカーのような印象を表現。
クルマの全体的なデザインは、フロントエンドからリアに向かって伸びやかなラインを描き、今回のマイナーチェンジでエクステリアデザインがより洗練されている。車両の全周を貫くキャラクターラインは、フロントのラジエータグリルから始まり、サイドプロフィール全体を通って、テールランプクラスターまでスムーズに通っている。
さらにリアは、シャープなアンダーカットが設定され、視覚的に全高を抑える効果を発揮しつつ、ショルダーセクションに力強い印象を付与。LEDテールランプクラスターとVWバッジのデザインも見直された。
高級感あふれるインテリアへ
ダッシュパネルの最上部とドアトリムは新たに高級感あふれるレザレットでカバーされ、ステッチ装飾が施されたことで上質かつ豪華なインテリアを創出。ダッシュパネルの2層目はグレードによって異なり、「Elegance」では新しいウッドパネルを、「R-Line」ではアルミニウムパネルが採用され、インテリアの雰囲気を向上。また、全車標準装備のアンビエントライトは、最大30色のカラーから選択することが可能で、インテリアの雰囲気を、より一層自分好みにアレンジできるようになった。エアコンディショナーディスプレイも新たなデザインへと進化し、デジタル化されたことでインテリアの雰囲気がより一層洗練された。
最新の運転支援システムを全車標準装備
最新の運転支援システムを数多く採用。中でも同一車線内全車速運転支援システム「トラベル アシスト」を全車標準装備とし、ドライバーがあらかじめ設定した車速内において、前走車との車間距離及び走行レーンの維持をサポート。ステアリングに設置されている「トラベル アシストボタン」を押すだけで、システムを起動でき、高速道路などの長距離移動の安全性向上と疲労軽減に寄与するとしている。その他、世界的なオーディオブランド「Harman Kardon(ハーマン カードン)」と協力して、専用のプレミアムサウンドシステムを開発(オプション設定)。フロントとリアで合計11個のスピーカーで構成されたシステムは、総出力700Wの16チャンネルデジタルアンプで臨場感あふれるサウンドを実現した。
インフォテイメントシステムには常時コネクティッドの新世代インフォテイメントシステムを採用。オンラインサービス「We Connect」と合わせることで、最新の渋滞情報などを入手できることに加え、スマートフォン専用アプリで窓の閉め忘れや車両駐車位置などの車両情報を確認することを可能とした。また、車両のドアの解錠・施錠もスマホで操作できるようになった。
力強く伸びやかな加速を実現
パワートレーンは、200kW(272PS)と350Nmを発揮する2.0リッターTSIエンジンを採用。7速DSGと4MOTION(フルタイム4輪駆動)との組み合わせにより、力強く伸びやかな加速を実現。また、乗り心地の調整が可能なアダプティブシャシーコントロール「DCC」を全車標準装備とし、意のままのダイナミックな走りを実現する。
ボディサイズは4870×1875×1445mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2835mm、ラゲッジルーム容量はファストバックモデルが563L~1557L、シューティングブレークモデルが565L~1632L。(VDA方式により算出)。
ボディカラーは、新色「キングズレッドメタリック(有償オプション)」、Elegance専用の新色「キングフィッシャーブルーメタリック(有償オプション)」R-Line専用の新色「ラピスブルーメタリック(有償オプション)」のほか、従来色の「オリックスホワイトマザーオブパールエフェクト(有償オプション)」「マンガングレーメタリック」「パイライトシルバーメタリック」「ディープブラックパールエフェクト」の全7色が設定される。