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横浜ゴム、ニュルブルクリンク耐久シリーズ第6戦でサポートチームの「BMW M6 GT3」が総合優勝

2021年7月15日 発表

「NLS」シリーズ第6戦で総合優勝した34号車「BMW M6 GT3」

「ADVAN A005」装着車がポール・トゥ・ウィンを達成

 横浜ゴムは7月15日、グローバルフラグシップタイヤブランド「ADVAN」を装着したドイツのBMWカスタマーチーム「Walkenhorst Motorsport」が、7月11日に開催された「ニュルブルクリンク耐久シリーズ(NLS)」の第6戦「第44回 RCM DMV Grenzlandrennen」で総合優勝したと発表した。装着タイヤは「ADVAN A005」のドライ用。

 総合優勝したのは最高峰クラスであるSP9 Proクラスに参戦したChristian Krognes選手、David Pittard選手、Ben Tuck選手の駆る34号車「BMW M6 GT3」。同日午前中に行なわれた予選ではChristian Krognes選手が7分51秒807と、NLSのラップレコードを記録しポールポジションを獲得。決勝レースでは3選手ともに力強い攻めの走りでポール・トゥ・ウィンを達成、Walkenhorst Motorsportにとって今季初となる栄冠をつかんだ。

左からドライバーのBen Tuck選手、Christian Krognes選手、David Pittard選手

 また、同じSP9 Proクラスの35号車「BMW M6 GT3」(Jörg Müller選手/Mario Von Bohlen選手/Thomas Neubauer選手)は惜しくもリタイア。SP10クラスに参戦する同チームの181号車「BMW M4 GT4」(Chandler Hull選手/Jonathan Miller選手)はクラス2位となった。

 なお、横浜ゴムは「Walkenhorst Motorsport」とパートナーシップを結んでいて、NLSでは今回の優勝車両を含む3台の「BMW M6 GT3」やSP10クラスに参戦する「BMW M4 GT4」にタイヤを供給している

SP10クラスで2位の181号車「BMW M4 GT4」(Chandler Hull選手/Jonathan Miller選手)

 NLSは世界一過酷なコースと言われるニュルブルクリンクの北コースとグランプリコースで開催される世界最大のグラスルーツレースシリーズ。約170台が参戦し、3月~10月までの計9戦で争われる。