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横浜ゴム、SF第4戦直前情報「今回はタイヤ600本持ち込み」レース中は各チームのタイヤを抜き打ちチェックを実施

2021年6月19日~20日 開催

DRYタイヤは1種類のみの設定

タイヤ選択が勝敗の行方に大きく影響する

 横浜ゴムは6月18日、宮城県柴田郡にあるスポーツランドSUGOにて開催(6月19日~20日)される「SUPER FORMULA(全日本スーパーフォーミュラ選手権)第4戦」の大会直前情報を発表した。

 スーパーフォーミュラは横浜ゴムが全面サポートしていて、タイヤはすべてYOKOHAMA製。また、各チーム使用できるタイヤは1大会でDRYタイヤ6セット、WETタイヤ6セットとなっているが、前戦のオートポリス大会が雨だったため、多くのチームが新品のDRYタイヤを持ち越しているという。ちなみに通常は800本ほどタイヤを持ち込むところ、今回は持ち越しが多いことから200本ほど少ない600本を持ち込んでいるという。

WET用タイヤ

 DRYタイヤは最低2セットを前大会からの持ち越し(新品or中古)とし、4セットは新規の供給が可能。WETタイヤも前大会からの持ち越しは可能だが、こちらは6セットすべてを新規供給する事ができる。ちなみに、タイヤは車検時にすべてマーキングが施され、マーキングしていないタイヤは使用できない。

 予選の行なわれる土曜日は雨で気温は20℃前後の予報。決勝の日曜日は気温は25℃以上に上がる予報だが、小雨の可能性も有りとなっているため、各チームの天候の変化の読みとそれに合わせたタイヤ選択が注目どころという。

 前戦オートポリスに引き続き、決勝前のグリッド上での全車両のタイヤチェックに加え、予選や決勝中もピットでの抜き打ちチェックを行なう予定というので、「横浜ゴム モータースポーツTwitter」をチェックしていれば各チームの作戦が読み取れるかもしれない。

 また、Twitterでは「SF19ミニカープレゼント企画」も実施されている。