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ソニックデザイン、「ヤリス」「GRヤリス」「ヤリスクロス」専用スピーカーパッケージ オールピュアアラミド振動板採用のトップグレードモデル

2021年7月27日 発売

14万4100円~20万200円

「SP-Y12F」(フロント専用セパレート2ウェイタイプ)

簡単装着可能な車種別専用設計を採用

 ソニックデザインは、車種別スピーカーパッケージ「SonicPLUS」(ソニックプラス)のトヨタ車専用モデルとして、「ヤリス」「GRヤリス」「ヤリスクロス」の3車種に対応するオールピュアアラミド振動板を採用したトップグレードモデルを設定して7月27日に発売する。

 価格はヤリス、GRヤリス専用トップグレードモデルのスピーカーパッケージ「SP-Y12F」(フロント専用セパレート2ウェイタイプ)が20万200円、スピーカーパッケージ「SP-Y11F」(フロント専用フルレンジタイプ)が14万4100円、スピーカーパッケージ「SP-P31RF」(リア専用、GRヤリスには取り付け不可)が14万4100円。

 ヤリスクロス専用トップグレードモデルのスピーカーパッケージ「SP-Y12F」(フロント専用セパレート2ウェイタイプ)が20万200円、スピーカーパッケージ「SP-Y11F」(フロント専用フルレンジタイプ)が14万4100円、スピーカーパッケージ「SP-P30RF」(リア専用)が14万4100円。

ヤリスクロス

 今回発売するトップグレードモデルは、同社のハイエンドスピーカーシリーズである「プレミアムライン」譲りのオールピュアアラミド振動板を採用しつつSonicPLUS向けに各部を最適化した新世代77mmウーファーユニット「SD-N77Fi型」を搭載。最高品質のピュアアラミド振動板をコーン部だけでなくセンターキャップ部にも贅沢に使い、最適な音質チューニングを実施することで中~高音域の広範囲で歪率と周波数レスポンスを大きく改善。真にクリアでしなやかな高音質を実現したという。磁気回路は高密度ネオジムマグネットとナロー・ギャップ・モーターシステムを組み合わせた外磁型とし、エンクロージュア内容積をより有効に活かす配慮が施されている。

 さらに、ソニックデザイン伝統のピュアアラミド振動板とナローギャップ・モーターシステムを組み合わせ、純正トゥイーターとの交換装着に対応するコンパクトサイズに仕立てたトップグレードモデル専用の18mmトゥイーターユニット「SD-T18F型」をセット。プレミアムラインで実績を重ねた最高品質のピュアアラミド素材と高密度ネオジウムマグネットによる強力な磁気回路が情報量あふれる伸びやかな高音を生み出すと同時に、SD-N77Fi型ウーファーとの音色統一も徹底させている。

 装着に関しては、車両への穴開けや配線処理などの加工作業不要な車種別専用設計を採用しており、長い取り付け時間や高額な取り付け費用を軽減し、車両の資産価値を損なわずに取り付け可能とした。また、カーオーディオ再生の理想とされるドア内エンクロージュア方式を手軽に実現する独自のアルミハイブリッドエンクロージュアをウーファーモジュールに採用。異種素材(アルミダイキャスト製フロントバッフル+特殊樹脂バックチャンバー)を強固に結合して共振を分散させる2ピース構造とも相まって、デッドニングなどの加工をせずに不要な共振を抑えたクリアなサウンドを実現。車外への音漏れや内装材などの共振に伴う音質劣化を大幅に抑制している。

 なお、フロント専用セパレート2ウェイタイプのSP-Y12Fには、最適化した専用設計のハイパス/ローパス独立式ネットワークを付属。トゥイーター側とウーファー側のネットワーク回路をそれぞれ別体化したハイパス/ローパス独立式の採用で帯域間の相互干渉を排除したほか、バイアンプ駆動やバイワイヤリング接続、マルチアンプしステムなどマニアライクなグレードアップにも対応。回路素子には新世代ユニット郡にふさわしい高品位パーツを厳選採用し、細部まで音のよさにこだわっている。加えて、回路基板をケースなどに収めず、耐振効果の高い樹脂チューブで小さく固めることで、走行中の振動の影響や湿気などによる劣化を防ぐとともに、インストール性にも配慮されている。