ニュース

ランボルギーニ、SUV「ウルス」の生産台数が1万5000台到達 最短で同社史上最高の生産台数を達成

2021年7月20日(現地時間)発表

スーパーSUV「ウルス」の生産台数が1万5000台に到達

 アウトモビリ・ランボルギーニは7月20日(現地時間)、スーパーSUV「ウルス」の生産台数が1万5000台に到達したことを発表した。発売以来、最短で同社史上最高の生産台数を達成したモデルになるという。

 ウルスは2017年12月に発表され、通年販売初年となった2019年には4962台のデリバリーを記録。2020年7月に1万台を達成したことをアナウンスしている。

 ウルスの立ち上げに備え、アウトモビリ・ランボルギーニは2017年に本社工場を8万m 2 から16万m 2 に拡大するとともに、組立作業の随所に作業員を支援する新しい生産技術を導入するなど、モジュール性と柔軟性、最大のパーソナライゼーションを特徴とする新しい生産モデルを確立している。

ウルスの生産工場

 ウルスはV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載し、最高出力478kW(650HP)/6000rpm、最大トルク850Nm/2250rpmを発生。0-100km/h加速3.6秒、0-200km/h加速12.8秒、最高速305km/hという性能を誇る。また、3月にロシア・バイカル湖で開催された「デイズ・オブ・スピード」では最高速298km/hをマークするなど、氷上でも高いパフォーマンス性能とハンドリング性能を証明している。

 なお、英国のオーナーに届けられる予定のシャーシ番号「15,000」のウルスは最新の「グラファイト・カプセル」のカラーで、エクステリアは新色マットカラーのGrigio Keres(グレー)にVerde Scandal(グリーン)のディテールを加え、ツートンカラーのインテリアは新コレクションのNero Ade(ブラック)/Verde Scandal(グリーン)で仕立てられているという。

ウルスはV型8気筒4.0リッターツインターボエンジンを搭載