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ランボルギーニ、スーパーSUV「ウルス」の生産台数が1万台を達成

2020年7月21日(現地時間) 発表

「ウルス」の生産台数が1万台を達成

 アウトモビリ・ランボルギーニは7月21日(現地時間)、スーパーSUV「ウルス」の生産台数が発表から2年で1万台を達成したと発表した。シャシーナンバー「10000」のウルスはロシアのオーナーに送られる予定だという。ボディカラーは新色の「Nero Noctis Matt(ブラック)」。カーボンファイバーパッケージを追加し、内装はアド・ペルソナム特注のブラックとオレンジの配色にカーボンファイバーのディテールを設定している。

 2017年12月のデビュー以来、ウルスはアウトモビリ・ランボルギーニの販売台数の拡大に大きく貢献。通年販売初年となった2019年には、4962台のデリバリーを記録している。

 第3の現行モデルとなるウルスの立ち上げに備え、アウトモビリ・ランボルギーニは2017年に本社工場を8万m 2 から16万m 2 に拡大した。ウルス専用組立ラインのマニファットゥーラ・ランボルギーニはいわゆる「ファクトリー4.0」モデルに基づいており、組立作業の随所に作業員を支援する新しい生産技術を導入。モジュール性と柔軟性、最大のパーソナライゼーションを特徴とする、新しい生産モデルを確立している。

 2019年にはウルス専用のペイントショップも開設。生産ラインと同様に、ペイントショップもさらに進化を遂げたファクトリー4.0モデルを特徴とし、AIを含む新テクノロジーが導入されているという。

 6月には新しいボディカラーのコレクション「Urus Pearl Capsule」を発表。ランボルギーニ伝統の高光沢4層パールカラーの「Giallo Inti(イエロー)」「Arancio Borealis(オレンジ)」「Verde Mantis(グリーン)」のいずれかに、ルーフ、リア・ディフューザー、スポイラーリップ、その他ディテールのハイグロスブラックを施した2トーンの外装を持つ。Urus Pearl Capsuleは、さまざまな新色・新機能と共に、2021年モデルのウルスにオプション設定されている。

ウルス
ウルスの生産ライン