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ランボルギーニ、SUV「ウルス」計11台のリコール 燃料が漏れて火災に至るおそれ

対象の全車両でクイックコネクタを対策部品に交換

2021年2月18日 発表

「ウルス」計11台をリコール

 アウディジャパンは2月18日、ランボルギーニ「ウルス」計11台のリコールを国土交通省に届け出た。対象車両の輸入期間は2020年8月26日。これまでの不具合件数は0件、事故は発生していない。

 不具合は、燃料装置において燃料を供給する配管のクイックコネクタの材質が不適切なため、エンジンルーム内が過度の高温になることが繰り返されるとコネクタ部が軟化することがある。そのため、早期に劣化し亀裂が生じて燃料が漏れ、最悪の場合、火災に至るおそれがあるというもの。

 改善措置として、全車両を対象にクイックコネクタを対策部品に交換する。

 なお、このリコールは2021年1月21日付け届出番号「外-3152」で届出したもので、対策が未完了のまま出荷した車両があることが判明したため、追加で届出を行なうもの。

ウルス