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メルセデス・ベンツ、ミニバン「Vクラス」を一部改良 安全性と利便性を高める装備が充実

2021年7月29日 予約受付開始

791万円~959万円

装備の一部改良が施されたメルセデス・ベンツ「Vクラス」

 メルセデス・ベンツ日本は7月29日、「Vクラス」の装備を一部改良し、予約注文の受付を開始した。全4グレードが設定され、パワートレーンは全車で直列4気筒 2.2リッター直噴ディーゼルターボエンジンを搭載し、右ハンドル仕様となっている。価格はV220dが791万円。V220d アヴァンギャルド ロングが816万円。V220d アヴァンギャルド エクストラロングが841万円。V220d マルコポーロ ホライゾンが959万円。

 なお、納車はV220d マルコポーロ ホライゾンのみ2022年第1四半期、それ以外のモデルは2021年8月予定となっている。

モデル価格
V220d791万円
V220d アヴァンギャルド ロング816万円
V220d アヴァンギャルド エクストラロング841万円
V220d マルコポーロ ホライゾン959万円

 1998年に初めて日本に導入されたVクラスは、ワイドでスクエアなスタイリングと広くて上質な室内空間にアレンジ自在なシートを備え、プレミアムミニバンというセグメントを創出。その後も、2003年、2015年のフルモデルチェンジを経て、7名乗車のシートレイアウトや左右両側の電動スライドドア、リアエンターテインメントシステムなど、日本のニーズにあわせて装備や専用アクセサリーの拡充を図ってきたロングセラーモデル。

 2019年10月に発表された現行Vクラスは、すべての乗員が快適に過ごすことができる3点式シートベルト一体型シートや多彩なシートアレンジが可能なシートレイアウト、FR(フロントエンジン・後輪駆動)レイアウトなど、これまでのVクラスのコンセプトを継承しながらも、安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」と対話型インフォテインメントシステム「MBUX」を標準装備するなど、最新の快適性と安全性を備えている。

 今回の改良では、全車標準装備の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」に、並列駐車スペースからバックで出る際に、後ろを横切るクルマを検知してドライバーに注意を促すとともに、必要に応じて自動でブレーキを作動させる「リアクロストラフィックアラート」機能を追加。また、スマートフォンをケーブルで接続することで、車両側のメディアディスプレイでスマホアプリが使用できる「スマートフォン連携機能」も標準装備に追加された。

 さらに、エクスクルーシブシートパッケージに採用されている「エクスクルーシブシート」(2列目)では、シート素材がナッパレザーへ変更されたほか、カップホルダー、USBポート、スマホ用トレイ、小物入れが追加され、質感と利便性が高められた。

Vクラスのインテリア