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ミシュラン、スポーツEV/ハイブリッド車向けハイスペックスポーツタイヤ「パイロット スポーツ EV」

2021年9月より 順次発売

オープンプライス

PILOT SPORT EV(パイロット スポーツ イーブイ)

スポーツタイヤに電動車特有の性能を融合

 日本ミシュランタイヤは、スポーツタイヤのパイロット(PILOT)シリーズにスポーツEV・スポーツハイブリッド車向け「PILOT SPORT EV(パイロット スポーツ イーブイ)」を新たに追加し、9月より順次発売する。サイズは19インチ~21インチまでの計5サイズ(255/45R19 104W、235/45R20 100V、255/40R20 101V、255/35R21 98W、275/35R21 103W)で、価格はオープンプライス。すべて全額返金保証プログラム対象となっている。

 パイロット スポーツ EVは、近年の軽自動車、コンパクトカー、乗用車、SUV車と新車販売台数に占める電動車比率が高まるなか、スポーツカーも例外ではなく、高出力でハイパフォーマンスなスポーツEVやスポーツハイブリッド車が普及しつつあることから、スポーツカーユーザーが本来求める安全性能とドライビングする悦びを失わずに、電動車特有の性能に適合させたスポーツタイヤ。

PILOT SPORT EV(パイロット スポーツ イーブイ)

 電動化されたスポーツカーは、一般的な電動車と比べバッテリー搭載量が大きく、ハイパワーで消費電力が大きいことが特徴。パイロット スポーツ EVは、スポーツタイヤでありながら転がり抵抗を抑制することで効率的に車両の出力を路面へ的確に伝え、車両が本来持つパフォーマンスを最大化させながら環境負荷の低減にも貢献する製品。

 トルクフルなモーターに対応し、国際レースシリーズのフォーミュラEで培った技術を応用した新設計コンパウンドと内部構造を最適化、重量化された車両でのスポーツ走行時でも安定したグリップを確保。また、偏摩耗や早期摩耗を抑制し、安全性と経済性、原材料使用量の低減を可能にした。さらに、モーター走行時の車内騒音にも配慮し、タイヤ内側に消音部材を採用することで快適な運転環境を実現したという。

製品特徴

 グレーディングシステムで「AA」等級を取得する低燃費性能と、モーター走行時でも快適な運転環境を提供する静粛性を実現。また、耐偏摩耗性能と耐摩耗性能が安全性・経済性・環境負荷の低減に貢献するなど、スポーツ性能と環境性能も両立させた。

採用技術

・エレクトリックグリップ コンパウンド
 トレッドセンター部にフォーミュラEのレース用タイヤ技術を応用した新開発のコンパウンドを採用。高いグリップ力を発揮し、パワーを確実に路面へと伝える。

・グリーンパワー コンパウンド」
 エナジーロスの少ないコンパウンドをショルダー部に配置することで転がり抵抗を低減。

エレクトリックグリップ コンパウンド
グリーンパワー コンパウンド」

・スリムベルト
 スチールベルトに強度と軽さを併せ持つ新素材を採用。耐久性を犠牲にすることなく内部構造の薄型化を実現し、転がり抵抗を低減。

・アコースティック テクノロジー
 タイヤの内側に貼り付けられた専用設計の特殊フォームによって、路面状況の変化や凸凹した段差、道路のつなぎ目を乗り越える際に発生するノイズ(空洞共鳴音)に有効に作用。ドライバーと同乗者に快適な車内環境を提供とともにノイズが減少することでロングドライブでの疲労軽減に貢献。

・マックスタッチ コンストラクション
 内部構造の適正化により、トレッド面のより均一な接地圧分布を実現。これにより加速時、ブレーキング時、コーナリング時においても接地面が安定し偏摩耗の抑制が可能。

スリムベルト
アコースティック テクノロジー
マックスタッチ コンストラクション

・フルリング プレミアムタッチ デザイン
 FORMULA-Eレース用タイヤの斬新なサイドウォールデザインを、フルリング プレミアムタッチで再現。

フルリング プレミアムタッチ デザイン