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日産、タイ向け新型SUV「テラ」 2.3リッターディーゼル+7速AT搭載

2021年8月19日(現地時間) 発表

新型「テラ」

 日産自動車の現地法人であるタイ日産は8月19日(現地時間)、プレミアムSUVに位置付けられる新型「Terra(テラ)」を発表した。2WDの「2.3 E 2WD 7AT」「2.3 VL 2WD 7AT」、4WDの「2.3 VL 4WD 7AT」の3モデルを用意し、現地での価格は119万9000タイバーツ(約394万円)、144万9000タイバーツ(約477万円)、149万9000タイバーツ(約493万円)。

 堅牢かつスタイリッシュなSUVを目指した新型テラは、4890×1865×1865mm(全長×全幅×全高)、ホイールベース2850mmという体躯を備え、優れたデザイン、強化された安全性とエンターテイメント、強力なエンジンなどを特徴とする。

 パワートレーンは、B7、B10、B20といったバイオディーゼル燃料に対応する最高出力190HP/3750rpm、最大トルク450Nm/1500-2500rpmを発生する2.3リッターツインターボディーゼル「YS23DDTT」型エンジンに7速ATの組み合わせのみ。4WDモデルでは、センターコンソールのロータースイッチで2輪駆動から四輪駆動モードに簡単に変更が行なえるという。HSA(ヒルスタートアシスト)、HDC(ヒルディセントコントロール)といった機能も用意される。

新型テラのボディサイズは4890×1865×1865mm(全長×全幅×全高)、ホイールベースは2850mm

 インテリアは広々として快適性を重視した造りで、ボーズ製プレミアムオーディオなどを用意。フロント/サイドウィンドウに静粛性を高めるアコースティックガラスを搭載しており、あらゆる旅で最高品質のサウンドを提供するとうたっている。カラーはモノトーンのブラック(ファブリック)、2トーンのブラック/ベージュ(レザー)とブラック/レッド(レザー)の3色。

インテリア

 また、安全装備については自動ブレーキに加えて車線逸脱警報、死角検出警報、インテリジェントアラウンドビューモニター(移動物検知)、インテリジェントルームミラーといった装備が用意される。

新型テラとタイ日産の関口勲社長