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ロールス・ロイス、日本に1台の「ファントム テンパス コレクション」納車

2021年8月31日 発表

日本に1台のロール・スロイス ファントム テンパス コレクション

時間と宇宙をテーマにした至高のビスポークモデル

 コーンズ・モータースは8月31日、世界限定20台、日本国内販売1台のみのロールス・ロイスの特別限定車「ファントム テンパス コレクション」の納車式を、コーンズコレクション梅田ギャラリー(大阪市北区梅田)で実施したことを明らかにした。

 ファントム テンパス コレクションは、ロールス・ロイス ファントムから派生したビスポークコレクション。テンパス(TEMPUS)はラテン語で「時間」を意味し、神秘的な天体現象や時間、宇宙の無限の広がりからインスピレーションを得たモデル。

 今回の納車式では、時間と宇宙に関するさまざまなテーマにちなみ、ギャラリー内全体を暗幕で覆い、1000万個もの星が投影できる最新プラネタリウムプロジェクターを導入し、時間と宇宙を意識したプラネタリウム空間演出のセレモニーが行なわれたという。

天井は神秘的な空間が絶え間なく変化しながら広がっている

 ボディカラーは、宇宙の神秘性を表現した新色「Crystal over Arctic White」で、インテリアは天体現象のパルサーを、光ファイバー照明と特殊刺繍で表現したエクスクルーシブな空間が広がる。また、助手席前のフェイシアは、1枚のアルミニウム板から作られた100本の円柱で、パルサーの自転周期であるる1億年という時間を表現。光を反射するように職人の手で研磨され、移動するときに流れるフォームの光と影が波紋を描くように見えるという。

助手席前にある100本の円柱は、光を反射するよう職人の手で研磨されていて、移動するときに流れるフォームの光と影が波紋を描く
スカッフプレートには20台中の1台である証のプレートが配される

 ドアの内張りには星の渦巻き模様が描かれ、何百ものイルミネーションが、パーフォレーション(ミシン目)によって流れるように配置され、深みのあるディテールが独特の雰囲気を醸し出す。また、グローブボックスには、物理学者アルバート・アインシュタイン氏が残した名言「過去、現在、未来の区別は、単なる幻想にすぎないことを知っている」が刻まれている。

スピリット・オブ・エクスタシー

 ロールス・ロイスを象徴する「スピリット・オブ・エクスタシー」の台座には、オーナー自身の特別な日付や場所が刻まれるなど、要所に時間の制約を忘れさせる、煌めきにあふれた専用装備を備えている。

Phantom Tempus Collection(2分56秒)