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エニカ、代官山T-SITEに高級車配備 「Gクラス」「スープラ」が1500円/1時間~

2021年10月1日 発表

 DeNA SOMPO Mobilityは10月1日、同社が運営する個人間カーシェアサービス「Anyca(エニカ)」で、東京の「代官山T-SITE」にメルセデス・ベンツ「Gクラス」とトヨタ「スープラ」を配備したと発表した。料金は1500円/1時間~。

 DeNAとSOMPOホールディングスの合弁会社DeNA SOMPO Mobilityが運営するカーシェアサービス「エニカ」は、個人のクルマをシェアできるプラットフォームとして展開しているが、今回開始したカーシェアリングでは、レンタカー形態のカーシェアとなる「Anyca Official シェアカー」としてサービスが提供される。

 同社が事前検証した小売店では、カーシェア利用者の約8割がカーシェア利用時に店舗で商品を購入しているといい、小売店や商業施設としては、駐車場に高級車や希少車種を配備することで、店舗自体の付加価値向上や、近隣住民以外にも利用客が見込めるため、新規顧客とのタッチポイントを作ることが可能となるとしている。

 今後、キャンプ用品店にSUV、紳士服店にスポーツカー、ホテルに高級車などそれぞれの小売店や商業施設にあった車両提供を行ない「人とクルマと店舗」の3者マッチングにも注力しつつ、小売店や商業施設などの駐車場をカーシェアに活用する施策を本格的に開始するとしている。