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TOYO TIREの「プロクセス CL1 SUV」が、2021年度グッドデザイン賞を受賞

2021年10月20日 発表

SUV専用の低燃費タイヤ「PROXES CL1 SUV」

静粛性や耐摩耗性を高い次元で両立したタイヤ

 TOYO TIREは10月20日、SUV専用の低燃費タイヤ「PROXES CL1 SUV(プロクセス シーエルワン エスユーブイ)」が、日本デザイン振興会主催の2021年度グッドデザイン賞を受賞したことを発表した。

 グッドデザイン賞は、1957年に創設された総合的なデザイン評価・推奨を行なう日本で唯一のデザインアワード。有形無形を問わず、人が何らかの理想や目的を果たすために築いたものごとをデザインととらえ、日本屈指のデザイナーや建築家などから構成される審査委員会の評価に基づき贈られるもの。

 今年度受賞した「PROXES CL1 SUV」は、SUVの快適な走行をサポートするため、TOYO TIRE独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE(ティーモード)」を活用して、トレッド部の溝や切り込み、ブロックなどを非対称に配置して機能を分担するパターンデザインを採り入れた。SUVのスタイリッシュなイメージに合うように工夫した流麗なデザインと静粛性や耐摩耗性といった性能を高い次元で両立している点が評価されたという。

パターン設計

グッドデザイン賞評価コメント

 低燃費と静粛性にこだわったタイヤであることが、見た目からも伝わってくる。トレッドに刻まれたラインは、風のそよぎや水のせせらぎを思わせるような、優しい曲線を描いており、上質な乗り味を提供してくれそうに感じる。左右を非対称とし、外側、中央、内側それぞれの溝を異なる形とすることで、摩耗対策や操縦安定性向上などに配慮している点も見逃せない。日本製タイヤらしい技術とデザインの高度な両立を具現化した製品である。