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日立アステモ、「EICMA2021」に初出展 サスペンションとブレーキの統合制御技術など多数の技術紹介

2021年11月25~28日 開催

統合したことによるシナジー効果を出展ブースで紹介

 日立アステモ(Astemo)は、11月25日~28日にイタリア ミラノで開催される世界最大級のモーターサイクルショー「EICMA2021」(プレスデー11月23日~24日)に出展し、次世代二輪車機器・システムで新たな価値の創出に貢献する幅広い製品、技術を紹介する。

 日立アステモとしては今回が「EICMA2021」初出展となり、統合会社のシナジーとして先端技術を結集したサスペンションとブレーキの統合制御技術をはじめ、先進の環境技術を搭載したパワートレーンシステムや、車両の安全性を高める各種ブレーキシステム、操縦安定性と乗り心地を両立させるサスペンションなど、次世代モーターサイクルの創造に貢献する数々の製品や技術を紹介するとしている。また、アフターマーケット製品に加え、日立アステモの最新技術や製品が搭載されたレースマシンの展示も予定するという。

 EICMAにはこれまでショーワが2014年~2019年まで出展していたが、2021年は日立アステモとして、現在は製品ブランドとして展開している「KEIHIN」「SHOWA」「NISSIN」の製品・技術を一堂に展示。次世代二輪車機器・システムで新たな価値の創出に貢献する幅広い製品や技術をコーナーに分けて紹介するという。

シナジー技術紹介コーナー

 統合会社の技術を結集して、「走る」「曲がる」「止まる」を一括制御する「統合制御」の技術を、二輪デモ車両で再現し、パワートレイン、サスペンション、ブレーキの各製品の高度な連携を分かりやすく紹介。

次世代パワートレーン紹介コーナー

 高まる環境意識を背景にしたクライアントの多様なニーズに対応する電動二輪車向けパワートレーンシステムのコンセプトモデルを展示。あわせて、環境性能の向上に貢献する小型二輪車用ISG(Integrated Starter Generator)ユニットと、大型二輪車用インジェクターも展示するなど、二輪車の環境価値や商品性の向上に貢献する技術・製品が並ぶ。

各製品ブランド/アフターマーケット製品紹介コーナー

 日立アステモが誇る「KEIHIN」「SHOWA」「NISSIN」の各ブランドの高性能で高い外観商品性を有するアフターパーツ製品を紹介。