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日立アステモの夜間歩行者検知機能付きステレオカメラが新型「ワゴンRスマイル」に採用

2021年9月29日 発表

日立アステモのステレオカメラが搭載されているスズキの新型ワゴンRスマイル

夜間歩行者検知機能を有するカメラで安全をサポート

 日立アステモは9月29日、同社のステレオカメラが、スズキが9月に発売した新型軽乗用車「ワゴンRスマイル」に採用されたと発表した。

 新型ワゴンRスマイルには、狭路でのすれ違い時の接触防止をサポートする「すれ違い支援機能」がスズキで初採用されたほか、夜間の歩行者も検知する衝突被害軽減ブレーキの「デュアルカメラブレーキサポート」に加え、「車線逸脱警報機能」「全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロールACC」などの機能が搭載され、日立アステモのステレオカメラがこれらの先進運転支援システム(Advanced Driver Assistance System:ADAS)の機能を支えているとした。

新型ワゴンRスマイルに搭載されているステレオカメラ

 このカメラには、日立独自の機械学習技術を活用した、高精度な検知機能を実現するための画像による教師データが入力されていて、これにより夜間における歩行者の検知能力を高めているという。

 日立アステモは「安全性・快適性の向上や環境保全に寄与する先進的なモビリティソリューションの提供を通じて、社会価値・環境価値・経済価値の3つの価値を引き上げ、持続可能な社会の実現とともに、人々のQualityofLifeとお客さまの企業価値の向上に貢献していく」としている。