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トヨタ、「GRスープラ」「タコマ」が2021SEMAアワードを初受賞

2021年11月2日~5日(現地時間)開催

GRスープラ スポーツトップ(前)、GRスープラ ヘリテイジ エディション(奥)

5つの部門のうち2部門でアワードを獲得

 トヨタ自動車は11月1日(現地時間)、アメリカのラスベガスで開催されているSEMAショーの2021SEMAアワードにおいて、「GRスープラ」がスポーツ・コンパクト・オブ・ザ・イヤーを、「タコマ(Tacoma)」がミッドサイズ・トラック・オブ・ザ・イヤーを受賞したと発表した。トヨタのモデルがSEMAアワードを受賞するのは初という。

GRスープラ スポーツトップ
GRスープラ ヘリテイジ エディション

 SEMAの社長兼CEOであるChris Kersting氏は「この2つの賞は、トヨタがスペシャルティ市場に献身的に取り組んできた結果であり、トヨタとアフターマーケットのコラボレーションが消費者の選択肢を増やしてきたことを証明するものです」と述べている。

 SEMAショーに展示した車両は、新型トラックのカスタマイズモデルでは、「タコマ TRD Sport」をベースに制作したキャンピングカー「Tacozilla」、「タコマ SR5」をベースにした週末専用オフローダー「タコマ オーバーランディング コンセプト ビークル」、新型「タンドラ TRD Pro」のピックアップをベースにしたオフロードレース用の「TRD デザート チェイス タンドラ」など。オンロードパフォーマンスカーは「GRスープラ ヘリテイジ エディション」を再出展、同様にクールな「GRスープラ スポーツトップ」を展示している。

Tacozilla
背面の設けられた扉
広々とした室内
トイレも完備

 トヨタのマーケティング部門のグループバイスプレジデントであるリサ・マテラッツォ氏は「SEMAアワードは、業界で最もカスタマイズ可能な車両を表彰するものです。今年は5つのカテゴリーしかありませんでしたが、1つだけでなく2つの賞を獲得できたことに感激しています。タコマもGRスープラも、ユニークなカスタマイズで限界に挑戦することを好むファンが多く、SEMAは可能性を追求するための完璧な実験場となっています」と述べている。

タコマ オーバーランディング コンセプト ビークル
週末の冒険にピッタリな1台に仕上げている
ダートレース用のTRD デザート チェイス タンドラ
ルーフのライトは収納可能