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日産「リーフ」などのEV限定ドライブインシアター「フランス映画祭2021 横浜:EVで星空上映」開催 女優の杏さんがレッドカーペットイベントに登場

2021年11月11日 開催

フランス映画祭 2021 横浜が開幕

 11月11日、みなとみらい地区(神奈川県横浜市)において「フランス映画祭2021 横浜」が開幕した。1993年に横浜でスタートしたこのイベントは、2006年以降は東京をはじめ地方へも展開。29年目となる今年は横浜に戻っての開催となった。一般上映は12日~14日で、「イオンシネマみなとみらい」を会場として計9作品をラインアップ。料金は大人1800円、大中高生1200円、小学生500円。

 初日となる11日は、横浜赤レンガ倉庫において「フランス映画祭2021 横浜:EVで星空上映」と銘打ったドライブインシアターが開催された。上映作品は「セヴェンヌ山脈のアントワネット」(キャロリーヌ・ヴィニャル監督)。

 夜の帳が下りはじめる頃になると日産自動車「リーフ」など参加者のEV車が、特設会場に設けられたスクリーン前に並びはじめた。通常、クルマが多く集まるイベント会場ではどこからともなくエンジン音が響いてくるが、今回は会場で使用される音響設備の電源もリーフでまかなっており、普通の映画館のような静けさが保たれていたのが印象的だった。

会場を埋める電気自動車
音響の電源にはリーフを使用

 上映前のレッドカーペットイベントには、特別協賛の日産自動車 取締役、代表執行役社長兼最高経営責任者の内田誠氏、フェスティバル・ミューズに就任した女優の杏さん、山中竹春横浜市長、ニコラ・ティリエ駐日フランス臨時代理大使が登壇した。

日産自動車取締役、代表執行役社長兼最高責任者の内田誠氏
山中竹春横浜市長(左)とニコラ・ティリエ駐日フランス臨時代理大使

 内田社長は「今晩はこれだけ多くの電気自動車のユーザーの方にご参加いただいて本当に嬉しく思っています」とあいさつするとともに、「電気自動車だからできる環境に優しい取り組み」だと賞賛。今後、同社としても「(新型電気自動車)ARIYA(アリア)をはじめとして軽自動車までラインナップを拡充」していき、電気自動車ならではのイベントを開催することでその輪を広げていきたいと展望を語った。

 続いて杏さんがレッドカーペットから登場。「フランスは私にとってとても大切な場所で、青春を過ごした場所でもあり、今でもとても思いが詰まった場所でもあり、そんなフランスと日本を繋ぐ素敵なお仕事をいただけて本当に嬉しく思っています」とフェスティバル・ミューズ就任をよろこぶコメントをした。ドライブインシアターについては「自分のクルマで見ることができて環境にも優しい、とても素敵なコンセプト」だと述べ、「たくさん盛り上がって日本とフランス両国で楽しんで、文化の交流が今後とも末永く続くことをお祈りしています」と述べた。

フェスティバル・ミューズに就任した女優の杏さん