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ダンロップ、「全国タイヤ安全点検」で26.9%の整備不良を確認 「表面の損傷」が最多
2021年11月24日 17:34
- 2021年11月24日 発表
AIタイヤ点検ツールを導入して分かりやすく説明
ダンロップ(住友ゴム工業)は11月24日、全国のタイヤセレクト各店舗で10月8日~24日に実施した「ダンロップ全国タイヤ安全点検」における点検の結果、整備不良が26.9%の割合で確認されたと発表した。不良別では、パンクの原因となる「表面の損傷」が15.9%ともっとも多く、中でもタイヤの溝のひび割れが目立ったという。
ダンロップ全国タイヤ安全点検は、タイヤに起因する事故の未然防止を目的に、装着されているタイヤの「残溝」「表面の損傷」「空気圧」などの点検を行なうもので、2008年から継続して実施されているもの。
今回、計1145台のタイヤを点検した結果、タイヤの整備不良率は26.9%で、不良別では、表面の損傷が15.9%、空気圧の過不足が12.7%、残溝不足が6.0%、偏摩耗が4.0%、と続いたという。もっとも不良率の高かった表面の損傷は、2020年10月の結果と比較しても5.4ポイント増加していたという(各不良率は重複を含む)。
また、今回の点検では、プロの点検に加え、Ridge-i(リッジアイ)協力のもと開発したダンロップとして初めてとなる「AIタイヤ点検ツール」を導入。AIという新しさから点検に興味を持っていただいたユーザーも多く、撮影した画像を見ながら点検結果の説明を受けられることで、「言葉で説明してもらうよりも分かりやすい」「納得感が得られた」などの反響があったという。