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日産「GT-R」2022年モデルがダンロップのランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX GT600 DSST」を新車装着用タイヤに採用

2021年11月18日 発表

NISSAN GT-R Premium edition T-spec

2011年からすべての年次モデルが装着するタイヤ

 ダンロップ(住友ゴム工業)は11月18日、日産自動車の「GT-R」および「GT-R NISMO」の2022年モデルの新車装着用タイヤとして、高性能ランフラットタイヤ「SP SPORT MAXX GT600 DSST(エスピー スポーツマックス ジーティー ロッピャク ディーエスエスティー)」の納入開始を発表した。装着サイズは、フロントが255/40ZRF20(101Y)XL、リアが285/35ZRF20(104Y)XL。

 SP SPORT MAXX GT600 DSSTは、スーパースポーツカーであるGT-Rの性能を最大限に発揮させるタイヤとしてダンロップが開発。最先端のランフラットタイヤ技術を投入しつつ、高いスポーツ性能を誇るタイヤとして、2011年モデル以降すべての年次モデルに装着されて、GT-Rの開発を足下から支えている。また、2022年モデルから黒色デザイン技術「Nano Black(ナノブラック)」を採用し、より存在感のあるロゴを表現、演出し、空気抵抗低減にも貢献しているという。

ランフラット機構を搭載したSP SPORT MAXX GT600 DSST
NISSAN GT-R NISMO Special edition
「Nano Black」を採用したDUNLOPロゴ

 GT-Rの2022年モデルは「よいモノをよりよくする」という、どこまでも理想を求めて深化を続ける日産の想いを体現したモデル。また、さらなる進化を遂げた究極の走りを追求したモデルとして、特別仕様車「GT-R Premium edition T-spec」と「GT-R Track edition engineered by NISMO T-spec」も設定。これらの車両に装着されるタイヤは、前モデル用に引き続き、全ての速度域において高い路面追従性、走行時の安定感を発揮するとともに上質な乗り心地を追及したものになっているという。

 一方、GT-R NISMOは、日産ワークスNISMOがこれまでに培ってきた最先端のレーシングテクノロジーを惜しみなく投入することで、「走る」「止まる」「曲がる」の能力を徹底して高め、その圧倒的なパフォーマンスを実現。今回これらのNISMOモデルに装着される専用タイヤは前モデル用に引き続き、住友ゴム独自のハイグリップゴムを採用し、すべての速度域において高い路面追従性、走行時の安定感、コーナリング性能を発揮できる仕様になっているという。