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富士スピードウェイとネグローニがコラボしたドライビングシューズの新色「イグニションレッド&カーボンファイバー」

2021年11月27日 発売

5万5000円

グランプリハイトップ フジの新色「イグニションレッド&カーボンファイバー」

SUPER GTの最終戦が行なわれる富士スピードウェイで初披露

 マルミツは、ドライビングシューズブランド「ネグローニ(NEGRONI)」と国際サーキットである富士スピードウェイとのコラボレーションモデル「グランプリハイトップ フジ(G.P.HI FUJI)」の新色「イグニションレッド&カーボンファイバー」を11月27日に発売する。取り扱い店舗は、富士スピードウェイ内のレストラン&グッズショップ「CLANE BOX」またはネグローニ公式Webストアで、価格は5万5000円。現時点では受注生産となる。

 なお、今回発売する新色イグニションレッド&カーボンファイバーは、11月27日~28日にSUPER GT最終戦が行なわれる富士スピードウェイ内のレストラン&グッズショップ「CLANE BOX」および、グランドスタンド側の特設グッズショップにて初公開される。

カラーは今回登場した新色のほかにも「CARBON FIBRE (カーボンファイバー)」「TITANIUM WHITE(チタニウムホワイト)」の計3カラーを展開

ネグローニ×富士スピードウェイの「グランプリハイトップ フジ」とは

 ネグローニは、ドライビングシューズとレザーグッズを中心に展開している日本のカーライフブランド。上質なイタリアンレザーとラバー素材を贅沢に使用して、ライフスタイルに取り入れやすいデザインのドライビングシューズを都内自社工場で製造している。また、ネグローニが国内外の自動車愛好家から支持を得ているのは「抜群の操作性」と「洗練された履き心地のよさ」にあるといい、機能性もファッション性も尖りすぎて、使いにくくなりがちなドライビングシューズの概念を覆し、日常生活でもハードな運転でもシームレスに使用できるように最適なバランスに仕上げているのが特徴という。

 そのネグローニと富士スピードウェイのコラボレーションモデルとなるグランプリハイトップ フジは、1960年代のレーシングシューズデザインをモチーフとしたグランプリハイトップをベースに、サイドバンプに富士スピードウェイのコースレイアウトを大胆に取り入れたモデル。多くの象徴的なコーナリングラインをレザーパイピングによって表現するなど、現代的でスピード感あふれる雰囲気に仕上げている。

サイドバンプに富士スピードウェイのコースレイアウトを大胆に取り入れている

 木型には、足全体をS字カーブ構造で立体的にフィットさせる新型GRSラストを採用し、日常的な運転だけでなく、緊張感のあるスポーツドライビングも体験できるという。また、独自開発のバケットインソールによって、立体的なヒール&アーチホールドを実現し、普段のライフスタイルシーンでも取り入れやすい滑らかな履き心地に仕上げられている。

他のネグローニ製品と同様に、ファクトリーにてソール交換やレストアサービスも受け付ける

情熱的なカラーリングの「イグニションレッド&カーボンファイバー」

 2021年SUPER GT最終戦の開催と同時発売となるイグニションレッド&カーボンファイバーは、情熱的なカラーリングが目を引く新色。炎のように鈍く美しい発色を誇るトスカーナ産のオイルスエードを使用し、マットなカーボンファイバーとのコントラストによって、サーキットに宿るレーシングスピリットを表現。

 富士スピードウェイの酒井隆行氏は「長年の夢であった『ネグローニ』とのコラボレーションモデルを発表することができ、感無量です。コンセプト、デザイン、ブランディングに至るまで、お互いに全ての要素が合致し、過去に例のない素晴らしいコラボレーションになったと思います。ネグローニは、日本発のドライビングシューズとして確固たる地位を築かれており、一般のクルマ好き(エンスー)の方からトップドライバーまで幅広い層に支持されている、素晴らしいブランドだと思います。また、ドライビングシューズとしての機能性だけでなく、足下のオシャレを演出するデザイン力の高いファッションシューズとしても認知されていると思います。今後シューズに加え、モータースポーツの要素を加えたさまざまな商品でのコラボレーションが実現できたら幸いです。今回の素晴らしいコラボレーションをきっかけに、ネグローニファン、富士スピードウェイファンが拡大し、お客さまの笑顔に繋げられたらと考えております」とコメント。

 また、ネグローニのブランドディレクターである宮部修平氏は、「今季のSUPER GT最終戦の開催にあたって、新しいカラー『イグニションレッド&カーボンファイバー』をここに発表できることをとても嬉しく思っています。思えばこのコラボレーション企画は2020年の4月半ば、日本のレーシングシーンが未曾有のウイルスによって、ほぼ全ての活動をやむなく停止していった時期に構想し始めたことを記憶しています。当時なかなか先行きが見えない不安な日々を過ごす中、かねてより親交があった富士スピードウェイの酒井さんに、『いつかまた心からレーシングを楽しめる日々を夢見て、何か一緒に作りませんか?』と声をかけさせていただいたのがこのプロジェクトの始まりでした。あれからおよそ1年半の歳月を経て、世の中は少しずつですが回復に向かい、人々のモータースポーツに対する愛と情熱はより深くなっていったように思います。このシューズは、まさに今日のような素晴らしい日が来ることを願って開発されたプロダクトです。そして、このイグニションレッドは心に炎を灯すエネルギーと力強さを持っています。一度足を入れていただければ、ネグローニと富士スピードウェイの情熱を心から感じていただけると思います」とコメントしている。

ネグローニのブランドディレクターである宮部修平氏。1984年 東京生まれ。雑誌編集の現場を経て、25歳で実家が経営する製靴会社マルミツに入社して、靴のデザインや製作に関わり始める。ブランドディレクターに就任した2015年以降は、英国で開催されるモータースポーツの祭典「GOODWOOD FESTIVAL OF SPEED」「GOODWOOD REVIVAL」に毎年出店し、各国の自動車メーカー、愛好家から支持を得ている

 SUPER GT最終戦が行なわれる11月28日には、ネグローニのブランドディレクターである宮部修平氏も富士スピードウェイに登場し、新作「イグニションレッド&カーボンファイバー」について直接、紹介とお披露目を実施。また、新作紹介のほかにも、フィロソフィーやデザイン、マテリアルへの想いについても語るという。