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パイオニア、業務用「B.PROカーナビ」の新商品発売 クラウド型運行管理サービスに対応

2021年12月1日 発表

オープンプライス

B.PROカーナビ(メインユニットタイプ)【型番:AVIC-BZ501B-VA2V】

高性能なナビゲーション機能に加え、高度な運行管理・支援が可能

 パイオニアは12月1日、クラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」に対応した業務用カーナビゲーション「B.PROカーナビ」のメインユニットタイプとオンダッシュタイプを発売した。価格はどちらもオープンプライスで、メインユニットタイプは2021年12月発売。オンダッシュタイプは2022年春発売予定となっている。

 今回発売される業務用B.PROカーナビは、パイオニアのクラウド型運行管理サービス「ビークルアシスト」に対応させたことで、車両の動態管理やメッセージによる業務指示、運行コースの送信、業務の進捗管理のほか、危険運転の把握や日報の自動作成など高度な運行管理・支援を行なえることが特徴。

B.PROカーナビ(オンダッシュタイプ)【型番AVIC-BX500-4B-VA2V】

 具体的には、危険運転が発生すると、リアルタイムに管理者へメールで通知するとともに、データをクラウドにアップロードし、危険挙動の内容、発生日時・場所をいつでもリストで確認が可能に。また、運転を評価する安全運転支援レポートを毎月自動的に作成し、危険挙動の多い組織やドライバーを簡単に特定でき、自動生成される指導ポイントをもとに具体的な安全運転指導を行なえるようになるという。

危険挙動リストや安全運転支援レポートを作成してくれる

 また、高精度な走行ログデータをもとに、訪問先の名称や休憩時間、業務内容や実績などを記録し、日報や月報の自動作成も可能。管理者が同一組織のドライバー全員の日報/月報を一括印刷できるなど、ドライバーや管理者の業務負荷を大幅に削減できるとしている。さらに、高精度なGPSを活用して、車両の位置や状況を分かりやすいアイコンでリアルタイムに地図へ表示。作業状況を確認でき、事故などの緊急事態発生や遅延状況なども把握できるので、業務管理・調整を迅速に行なえるようになる。

 その他にも、簡単な操作で移動時間の短い最適なコースを自動的に作成。作成したコースを訪問先ごとの連絡事項と合わせて本機に送信できるほか、巡回業務などで手間のかかるコース指示や訪問先の事前確認などを効率的に行えるようにしている。さらに、逆走を未然に防止する「逆走注意案内」機能と、万が一逆走した際に警告する「逆走警告」機能も搭載した。

日報/月報製作
リアルタイム勤怠管理
コース進捗管理
コース作成
逆走注意案内は、高速道路/有料道路への進入時、サービスエリア(SA)/パーキングエリア(PA)から出発する際に、音声と画面表示で注意喚起してくれる
逆走警告は、高速道路/有料道路のSA/PAや、インターチェンジ/ジャンクションで逆走した際に音声と画面表示で警告するもの