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TOYO TIRE、ミニバン専用タイヤ「トランパス mp7」 摩耗性能とウェット性能を向上

2022年1月 発表

オープンプライス

トランパス mp7

 TOYO TIREは、ミニバン専用タイヤの新商品「TRANPATH mp7(トランパス エムピーセブン)」を2022年1月に発売する。発売サイズは165/65R14 79H~225/55R18 98Vの全28サイズで、価格はオープンプライス。

 今回発売するトランパス mp7は、同社がミニバン専用タイヤの特徴として長年培ってきたロングライフとふらつき抑制の基本性能を踏襲し、摩耗性能と雨の日などにおけるウェット性能の向上を実現。タイヤが路面に接地した際にゴムの部分へ掛かる負荷の均一化を図ることで、圧力が1か所に集中して発生する局所的な摩耗を抑制した。ウェット路面におけるブレーキ性能の実車評価テストでは、従来品(TRANPATH mpZ)比で制動距離を15%短縮している。

パターン設計
ウェットブレーキ制動比較

 TOYO TIREは、1995年に国内市場でミニバン専用タイヤという新たなカテゴリを打ち出し、「TRANPATH mp」を業界に先駆けて発売。以来、四半世紀以上の間、車の特性からタイヤに求められる性能を追求した専用タイヤ発想による商品ラインアップを展開してきた。

 また、日本国内におけるミニバンの需要は依然として堅調に推移しており、直近のデータでは新車登録台数に占めるミニバンの構成比は15.8%(日本自動車販売協会連合会データ、統計期間:2020年1月~12月)と乗用車の中でも高い割合となっている。さらに、人気上位の車種ではハイブリッド車の比率が年々増加傾向にあり、車両の重量化も進んでいるため、タイヤにはさらなる摩耗性能の向上が求められると分析。走行時における環境の変化として、1時間降水量が50mm以上のゲリラ豪雨の発生回数が年々増加していること(気象庁データ、統計期間1976年~2020年、10年あたり29.2回の増加)も受け、雨の日対策も必須となっているとしている。

サイズ展開(全28サイズ)