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ミシュラン「PILOT SPORT 4」「PRIMACY HP」、トヨタ「GR86」の新車装着タイヤに採用

2021年12月9日 発表

トヨタ自動車の新型車「GR86」

高いグリップ性能と優れたウェット性能を発揮

 日本ミシュランタイヤは12月9日、ダイナミックスポーツタイヤの「PILOT SPORT 4(パイロット スポーツ フォー)」と「PRIMACY HP(プライマシー エイチピー)」が、トヨタ自動車の新型車「GR86」に新車装着用タイヤとして採用されたことを発表した。装着タイヤはRZグレードがPILOT SPORT 4(サイズは前後215/40R18 85Y)、SZグレードがPRIMACY HP(サイズは前後215/45R17 87W)となっている。

 PILOT SPORT 4は、レースで培われたテクノロジーを採用することで優れた応答性と操作性を実現し、ドライバーの意思をしっかりと路面に伝え、車両本来のもつ「走るたのしさ」を体感できるハイパフォーマンススポーツタイヤ。ドライ路面での高速走行、コーナーリング時の高いグリップ性能、雨天時では最適化されたトレッドデザインとコンパウンドが優れたウェット性能を発揮し、外観には最新の金型技術により実現したベルベット加工、プレミアムタッチデザインが採用され、より上品に車両を演出するという。

 一方のPRIMACY HPは、上質な乗り心地を損なうことなくドライバーの求める安定した操縦性能に応え、ラグジュアリーと躍動感のある走りを巧みに融合したとしている。

PILOT SPORT 4
PRIMACY HP

 クルマと路面の唯一の接点であるタイヤには、たくさんの性能が求められるが、その1つに「摩耗が進んでもタイヤに求められるすべての性能を装着初期から長期にわたり安定して発揮させる性能」がある。それは、より高い安全性と経済性に貢献し、人々のモビリティライフを充実させ、日々の生活をより豊かにすることに繋がるもので、さらに安全性と経済性に優れたタイヤは、安心して摩耗末期まで使用することができ、消費されるタイヤをより少なくしてくれるという。

 また、タイヤ製造に必要な原材料使用量や廃棄タイヤの抑制にもつながり、環境負荷の少ないサステナブルなタイヤを実現してくれることから、ミシュランは最後まで続く性能を目指して「Performance Made to Last」という思想でタイヤを開発しているという。